今年も開幕ダッシュに失敗したオリックスファンの大原です。開幕戦サヨナラ負けも、もう何度目のことか。慣れてしまったので落ち込みもしません。 さて、ひがた・たんぼ倶楽部のご報告です。2018年度最後の活動は13名で、下の池「亀島」の草抜きを行いました。目的は「コチドリの営巣環境をつくる」ためです。 春が訪れ、「亀島」は草ぼうぼう。これではコチドリは降り立ってくれません。みんなで草をひっぺり返して、砂地にしていきました。 4月で「ひがた・たんぼ倶楽部」は13年目を迎えます。開始当初はこんなにも長く続くとは思いませんでした。上の写真の左に写っているN君は小学生でした。それが今では立派な青年に。今月の葛西ナイトマラソンでは負けないよ。 今参加してくれている少年少女たちも、大人になっても活動を続けてもらいたいですね。 休憩後の後半戦、アダルトチームは作業を続行し、ヤングチームは生物調査を行いました。
■活動中に確認した生き物・魚類・・・アベハゼ3匹、ボラ10匹。・昆虫類・・・ナナホシテントウ1匹、セアカヒラタゴミムシ1匹。・甲殻類・・・タカノケフサイソガニ10匹。 毎回のように見つかるアベハゼ。東京都23区部では準絶滅危惧種です。 こちらはタカノケフサイソガニ。岩の隙間に潜んでいます。
次回は、上の池「たんぼ」で、水面を広げるために「泥堀り」を行います。ひがた・たんぼ倶楽部の活動で一番の重労働。ついでにカエルの補足調査もしたいと考えています。
もし、コチドリの繁殖行動が確認された場合には作業を切り替え、下の池「亀島」の防草シートを外したり、草を抜いたりします。皆様のご参加をお待ちしております。
【次回のひがた・たんぼ倶楽部のお知らせ】
■日 時:4月6日(土) 13:00~15:30
■集 合:15分前に鳥類園ウォッチングセンター1Fスロープ前
■作業場所:上の池「たんぼ(通称)」
■作業内容:亀島に生えている草本類を抜き取り、コチドリの営巣環境をつくります。白い貝殻の散布も予定しています。
■対 象:小学生以上
■持 ち 物 :かなり汚れても良い服、帽子、着替え、タオル。
■申 込:当日受け付けます(荒天中止)
■保 険:ボランティア保険への加入をおすすめします。