中村です。
昨夜のなんとも言えないオマーン戦とはうって変わって、今日の観察会は予想以上に盛り上がりました。いつもは行かない公園西側を中心に回りましたが、蓮池ではカワセミやモズ、ツグミ、観覧車西側の松林では期待していたキクイタダキやビンズイ!、日本庭園周辺ではジョウビタキやルリビタキ、ヒメアマツバメとかなりできすぎの内容でした。
3日連続のガイドツアーでぐったりし、先ほど計ったら少々微熱も出ていますが、非常に充実した連休となりました。(忠)
・カモ類①・・・残念ながら上の池のホシハジロは個体数が減っていますが、この3連休では13日の夕方に約550羽が最大個体数でした。
・カモ類②・・・その他、鳥類園で見られたカモ類(3連休中の最大個体数)は、オカヨシガモ2羽、ヨシガモ1羽、カルガモ20羽、ハシビロガモ9羽、オナガガモ1羽、コガモ8羽、キンクロハジロ3羽、スズガモ1羽、ホオジロガモ1羽。13日にはお客様情報でミコアイサ1羽が下の池にいたそうです。
・カモ類③・・・東なぎさ沖にはスズガモの大群が安定して見られています。上記で名前がなかったカモ類のうち、ヒドリガモ25羽やウミアイサ1羽が東なぎさとの間の水路で見られました。
・カイツブリ類・・・鳥類園では上の池にカイツブリが3羽。東なぎさとの間の水路にはハジロカイツブリやカンムリカイツブリが見られています。
・サギ類・・・鳥類園内ではいつものアオサギ、ダイサギ、コサギがみられました。
・クイナ類・・・相変わらず上の池で多いオオバン。12日には55羽も見られました。バンは2羽、14日には上の池の海側でクイナの声も聞こえました。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園内では、12日にアオアシシギ2羽、13日にイソシギ1羽、14日にタシギ1羽がそれぞれ下の池で見られました。
・猛禽類①・・・鳥類園ではミサゴ1羽、チュウヒ1羽、ノスリ2羽、ハイタカも2羽いたようです。このうちノスリは13日の夕方、上の池でオオバンを襲っていました。
・猛禽類②・・・東なぎさでは、いつものミサゴやチュウヒ、ノスリが見られましたが、ミサゴは4羽を同時に確認しました。
・カワセミ・・・鳥類園で見られたほか、公園西側の蓮池でも1羽見られました。
・小鳥類①・・・最近ヒメアマツバメがみられていて、13、14日に5羽が見られています。14日は日本庭園上空でも4羽が見られましたが、同じ個体かもしれません。
・小鳥類②・・・最近話題のキクイタダキ、上記の通り観覧車西側の松林で群れが見られたほか、鳥類園の下の池北側でも2羽みられました。アルバイトの門坂くんがしっかり証拠写真を撮っていました。
・小鳥類③・・・13日、個人的に鳥類園で今年初のツグミ2羽を確認しました。同じツグミ類ではシロハラ、アカハラも見られています。
・小鳥類④・・・その他冬鳥では、ウグイス、アオジ、オオジュリン、セグロセキレイが見られているほか、14日は珍しくシメが3羽みられました。
※来週20日の午後はミニシンポジウムです。どうぞ宜しくお願いいたします。
(ヨシガモAnas falcata♂ 2019.1.14 上の池 撮影:中村)
(ホオジロガモ
Bucephala clangula 2019.1.13 上の池 撮影:中村)
(タシギGallinago gallinago 2019.1.14 下の池 撮影:中村)
(ハイタカ
Accipiter nisus 2019.1.14 上の池 撮影:どちらも古口)
(キクイタダキRegulus regulus 2019.1.14 公園西側 撮影:古口)