中村です。フェス初日で喉をつぶし、いまだガラガラ声となっております。
改めて今年のシギ・チドリ祭りにおいでいただき、ありがとうございました。今年は天候にも恵まれ、多くの方に来場いただき、スタッフ一同嬉しい悲鳴をあげながらの対応となりました。また来年も今年の経験をいかしてより楽しいフェスにしていきたいと思います。
さて、鳥の方はというと、ちょっと少なめ。肝心のシギも、自信をもってきてください!とは言いにくいですが、朝や夕方は下の池に集まっていましたよ。(忠)
・カモ類・・・だいぶ寂しくなりましいたが、上の池を中心にカルガモ6羽、コガモ9羽、スズガモ1羽(♀)がいました。
・カイツブリ類・・・上の池で雛2羽を連れた親子と、別に成鳥1羽が観察できました。
・サギ類・・・ダイサギ、アオサギ、コサギの他、ゴイサギの成鳥1羽がみられました。
・クイナ類・・・上の池でオオバン6羽、バンは上の池、下の池でそれぞれ1羽ずつ。5日には上の池でクイナの声を聞きました。
・シギ・チドリ類①・・・鳥類園ではコチドリ5羽、イソシギ1羽、ハマシギ2羽、ソリハシシギ4羽、キアシシギ19羽、アオアシシギ14羽、チュウシャクシギ5羽。ただ、個体数が多くなるのは、満潮に近い朝や夕方のようです。6日の夕方には、トウネン1羽もいました。
・シギ・チドリ類②・・・ミヤコドリが30羽ほど、東なぎさや旧江戸川河口のカキ礁でみられました。
・猛禽類・・・5日、オオタカの幼鳥1羽が上の池に現れました。フェスの第1回目の観察会でシギが少なかったのは、コイツのせいだったか?東なぎさでは、ミサゴが1羽観察できました。
・小鳥類①・・・オオヨシキリは上の池、下の池で1羽ずつさえずっています。
・小鳥類②・・・冬鳥はほとんどいなくなりましたが、6日の午前中アオジのさえずりが聞こえました。
・小鳥類③・・・ウォッチングセンターの屋根の隙間では、スズメとムクドリが営巣中です。フェスティバル中は、望遠鏡をセットして来館される方々に観察していただきました。
・その他・・・6日、下の池にかいせん病で毛がだいぶ抜けたタヌキが現れました。だいぶ暖かくなったので、寒くはなさそうですが、やはり心配です。