中村です。もう花粉が飛んでいるようですが、まったく反応しません。20代のころからの花粉症なのですが・・・。免疫機能が働いていないのでしょうか?嬉しいような悲しいような(笑)。
鳥類園では3月に入り、ヒキガエルやヤマトオサガニ、チョウ類が現れ、一気に春っぽくなってきています。鳥のほうは、個体数は少ないものの、種類は多く、期待のあの鳥たちも現れてとても賑やかになりました。(忠)
・カモ類①・・・今年は数が増えませんね・・・。週末の最大値は、ホシハジロ69羽、キンクロハジロ9羽、ハシビロガモ8羽、コガモ5羽、カルガモ3羽、オカヨシガモ2羽、オナガガモ1羽、スズガモ1羽。毎年数が増えるはずのキンクロハジロも変化なしです。
・カモ類②・・・旧江戸川河口では、ホオジロガモ♀タイプ1羽、ウミアイサ4羽(うち♂2羽)が見られました。ホオジロガモは岸からかなり近いところで見られました。
・カイツブリ類・・・上の池ではカイツブリが3羽。旧江戸川河口ではハジロカイツブリが数羽ほど。
・サギ類・・・皆さん期待のサンカノゴイ、今週も出てくれました。日曜はウォッチングセンターの直ぐ前の見やすいところに現れてくれ、現場にいた方はバッチリ見れたのではないでしょうか?その他のサギは少なく、アオサギがいたくらいでした。
・ヘラサギ類・・・クロツラヘラサギは、4日に東なぎさで確認。夕方、風も強く、波もたってきているのに、東の端の杭の上にとまっていました。こんなときは鳥類園に避難してくればよいのですが(笑)。
・クイナ類・・・こちらも皆さんが見たいだろうヒクイナ・クイナは、土日ともに現れてきました。場所は上の池の一番海側で、オオバンが数羽うろうろしている付近に現れています。そのほか、3日はバンも上の池で見られました。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園ではみられませんでしたが、3日に、東なぎさ付近の牡蠣礁でミヤコドリが9羽ほど、4日に東なぎさとの間の干潟でアオアシシギ3羽がみられました。
・猛禽類①・・・鳥類園では3日にオオタカ、ハイタカ、ノスリが1羽ずつみられましたが、4日はぜんぜん見られませんでした。
・猛禽類②・・・東なぎさでは、4日にミサゴ、トビが1羽ずつみられました。
・カワセミ・・・4日に上の池・下の池で声が聞こえました。
・小鳥類①・・・ホオジロ類では、オオジュリン、アオジのほかに、3日にホオジロが見られました。数が多かったので、移動途中の群れかもしれません。
・小鳥類②・・・林の中では、コゲラ、ヤマガラ。水辺ではハクセキレイのほかに、セグロセキレイが下の池にいました。
・小鳥類③・・・他の冬鳥では、ジョウビタキ、アカハラ、ツグミ、ウグイスなどが見られました。
・その他・・・4日、成虫越冬するムラサキシジミがみられました。翅に光があたってキレイでした。

(ホオジロガモ♀タイプ 2018.3.4 旧江戸川河口 撮影:中村)


(サンカノゴイ(2枚目はちょっとトーンカーブいじりました)
2018.3.4 上の池 撮影:中村)
(ヒクイナ 2018.3.4 上の池 撮影:中村)

(ムラサキシジミ 2018.3.4 下の池北側の道 撮影:中村)
(下の池の干潟一面にみられたヤマトオサガニたち 一部で背中が白いのは乾いているためです 2018.3.4 撮影:中村)
※おまけ
先日、エラーが出まくっていたカメラですが、ボディをサブ機のX4にしたら、いまのところ問題は発生しませんでした。このままレンズに問題がなければ、ボディ(60D)を買い替えかもしれません・・・(ToT)