先週末の鳥類園は澄み渡った秋の空が広がり、過ごしやすい気温にもなりました。ウォッチングセンター2階は風通しが良いのでTシャツ1枚では肌寒かったです。羽織るものがあると良いですよ。
さて、それでは鳥類園情報です。(大原)
・カモ類・・・カルガモだけでした。冬の渡りとして飛来するカモ類では、例年、コガモが9月上旬から確認され始めます。
・カイツブリ類・・・繁殖期は終わったと思っていましたが、カイツブリが上の池で抱卵を始めました。ウォッチングセンター2階からでは観察できない位置にあるのが残念です。
・サギ類・・・ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギの4種。
・クイナ類・・・バンが下の池で2羽いました。
・シギ・チドリ類①・・・鳥類園では、コチドリ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギが少数。
・シギ・チドリ類②・・・東なぎさにはダイシャクシギが1羽いました。
・猛禽類・・・下の池上空をトビが4羽で旋回していました。低い高度を飛翔していたので観察しやすかったです。
・ホトトギス類・・・お客様が確認されました。
・カワセミ・・・上の池「かわせみ池(通称)」に頻繁にやってきています。
・小鳥類①・・・ムシクイの仲間がやってきました。下の池「擬岩(通称)」周辺の樹林でシジュウカラと一緒に行動していたそうです。
・小鳥類②・・・コムクドリを上の池で確認しました。
・その他・・・ウォッチングセンター上の池側にあるセンダンの木では、カマキリ類がセミ類をよく襲っています。鳥見の合間に観察してみてください。
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休息するアオアシシギ
Tringa nebularia 2017.9.3 下の池 撮影:木内 )

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2017.9.2 アブラゼミを襲うハラビロカマキリ(上)とオオカマキリ?(下) ウォッチングセンター 撮影:沖田 )