これから8月でますます暑くなりそうですが、鳥たちの夏(繁殖期)は終わりに近づいてきました!繁殖を終えて渡りを始めている鳥もいて、楽しい季節がやって来ました。(小島)
・カモ類・・・カルガモ12羽。少し大きくなった雛連れの親子が見られています。
・カイツブリ類・・・カイツブリは約10羽。巣立った幼鳥が多数見られます。
・サギ類・・・アオサギ、ダイサギ、コサギの他、下の池でササゴイ2羽!アマサギも、上の池で25日に見られたそうです。
・クイナ類・・・バンが下の池で営巣中です。
・シギ・チドリ類・・・秋の渡りのシーズンですね!アオアシシギ、コアオアシシギ(!)、キアシシギ24羽、ソリハシシギ、イソシギなどが見られています。
・猛禽類①・・・猛禽も繁殖がぼちぼち終わったのか、オオタカ、ツミ、ミサゴなどが見られました!
・カワセミ・・・上の池に久しぶりにカワセミが帰ってきました。
・小鳥類①・・・コムクドリもまだまだ見られています。下の池のムクドリの群れに混じっていることが多いです。
・小鳥類②・・・オナガも上の池の「(通称)かわせみ池」や「(通称)たんぼ」で水浴びをしている様子を見かけました。
・その他・・・鳥類園ではクマゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミなどセミが賑やかです。

(左コアオアシシギ
Tringa stagnatilis、右アオアシシギ
Tringa nebularia 2017.7.29 下の池 撮影:横田)
両種の識別はやや難しいですが、コアオアシシギの方が体格が華奢で、嘴が細い点が一番分かりやすいところでしょうか。

(モズ
Lanius bucephalus 2017.7.30 下の池 撮影:小島)
冬のモズを見慣れているとアレ!?と思う人も多いのでは。モズは繁殖期の終盤~秋の換羽前は色が薄くなって灰色味を帯びるため、大分印象が変わります。

(オナガ幼鳥
Cyanopica cyanus 2017.7.29 上の池 撮影:中村)
オナガの幼鳥はごま塩頭が特徴です。その他、知らない人も多い隠れポイント(?)、全ての尾羽12枚の先端に白斑が入るのも幼鳥の特徴で、成鳥は中央尾羽2枚だけしか白斑が入りません。