中村です。今日は2017年シギ・チドリ祭りの1日目でした。お天気に恵まれ、900名以上の方に来館していただきました!ガイドツアーにも多くの方にご参加いただき、大成功の1日となりました。ご来館・ご参加の皆様、ありがとうございました!!!
イベント終了後、ミーティングを大原君にまかせ、西なぎさへダッシュします(優秀な後輩がいると先輩は楽ができますね)。閉園時間ぎりぎりに行きましたが、残念ながらチュウシャクシギは少なめでした。小潮で、しかもちょうど干潮時間に当たっていたため、塒入りはせず、まだ海面上に干出している牡蠣礁でせっせと採食していました。あと、気になったのはムナグロらしい個体が5羽いたくらい・・・。
閉園時間を過ぎてしまったので、望遠鏡を戻しがてら下の池へ。通称「擬岩」の付近には、シギが少しいましたが、日中と種類も個体数もあまり変わりません。「今日は成果が少ないな」と思っていたところ、ハマシギの群れの中に足環つきの個体がいます!ずいぶん暗くなっていましたが、証拠写真を。
(ハマシギ
Calidris alpina 2017年5月4日 下の池 撮影:中村)
写真から確認すると、左脚の上が青・下が白の切り込み入りのフラッグ、右脚にリングがついていることから、谷津干潟でつけられた個体のようです(
詳しくはこちら)。同じフラッグは、昨年も同じ時期に見ていました。写真を載せていなかったので、1年遅れですが貼りつけます。
(ハマシギ
Calidris alpina 2016年5月8日 下の池 中村)
同じ個体かどうかは分かりませんが、毎年同じような時期に見られているのは興味深いですね。