12日(日)のガイドツアーには61名もの方が参加され、嬉しい悲鳴となりました。そのうちの10名はお子さんでしたが、生物好きで詳しい子が多くてこれまた驚き!。ユリカモメが食べるニホンスナモグリについて分かりやすく「エビの仲間ですよ」と解説していたら、『エビの仲間ではないよ』と鋭いツッコミを入れてくれました。そうだね、エビではなくスナモグリの仲間だよね。
日本の未来は明るい。さて、それでは先週末の鳥類情報です。(大原)
・カモ類①・・・コガモの個体数が倍増して約50羽に増えました。でも他のカモたちは相変わらず少ないままです。
・カモ類②・・・ホシハジロ259羽、ハシビロガモ10羽、オカヨシガモ8羽、ヒドリガモとキンクロハジロが6羽ずつ、カルガモ3羽、オナガガモとスズガモが1羽ずつ。
・カモ類③・・・すでにお伝えしている通り、コブハクチョウが11日(土)に飛来しました。翌12日は確認されず、少しほっとしました。
・カイツブリ類①・・・鳥類園全体で3羽。
・カイツブリ類②・・・海側には、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、カンムリカイツブリの3種。夏羽が目立ち始めた個体もちらほら。
・コウノトリ類・・・クロツラヘラサギとヘラサギは東なぎさに滞在中です。最大干潮時の5~10分程度は西なぎさにやってくるようです。
・サギ類・・・アオサギとコサギが2羽ずつ。
・クイナ類・・・ウォッチングセンター前のヨシ原からクイナの声が聞こえていました。オオバンもいます。
・シギ・チドリ類①・・・下の池「亀島(通称)」周辺の湿地で、タシギ5羽、イソシギ2羽がいました。11日(土)の閉館後にはアオアシシギも2羽でやってきました。
・シギ・チドリ類②・・・西なぎさでは、シロチドリ、ハマシギ、ダイシャクシギ。
・猛禽類①・・・鳥類園内では、トビ、オオタカ(若)、ノスリの3種。今週は気温が上がるそうなので、上の池にカエルたちが集まってくるかもしれません。そうなるとノスリもやってくるでしょう。
・猛禽類②・・・海側では、ミサゴとノスリが2羽ずつ。
・カワセミ・・・上の池でメスを2羽同時確認しました。
・小鳥類①・・・暖かくなり、シジュウカラやメジロのさえずりが聞こえ始めました。モズも盛んに鳴きまねをしていました。
・小鳥類②・・・トラツグミは「亀島」湿地で2日間確認され、11日夕方には「亀島」にも降り立ちました。
・小鳥類③・・・オナガ、ウグイス、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ホオジロ、アオジ、オオジュリンなど。
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オオタカ若鳥
Accipiter gentilis 2017.2.12 上の池 撮影:大原 )
( ノスリButeo buteo 2017.2.12 上の池 撮影:沖田 ) (
モズ
Lanius bucephalus 2017.2.12 上の池「たんぼ(通称)」 撮影:大原 )