こんにちは、アルバイトスタッフの沖田です。
今年は、10月だというにも関わらす、気温が30℃近くまで上がる日もありましたが、日に日に増えていく上の池のカモたちを見ていると、深まる秋を感じます。南へ向かう夏鳥と、北からやってくる冬鳥たちが入交り、近頃の鳥類園はとても賑やかです。
そんな、野鳥を観察するには飽きない季節ですが、今回は少し野鳥から離れ、10月17日に葛西海浜公園西なぎさで行った定量調査で観察した生き物を紹介したいと思います。
この日はあいにくの天気で、冷たい秋雨に打たれながらの調査となりました。そんな中、下がり気味だったスタッフたちのテンションを上げてくれたのが、この生き物です。

脚まで入れると、大人の手のひらよりも大きなモクズガニです!モクズガニは西なぎさの波打ち際に打ち上がっているのをよく見かけますが、その多くは、すでに息絶えたものたちです。このように元気なモクズガニと出会えるのは、ちょっとラッキーかもしれません。
元気な証拠に、こんなことも・・・

調査で使用していたステンレス製のスコップを、軽々とハサミで持ち上げてしまいました!写真だと少し分かりづらいですが、スタッフは一切スコップに触れていません。カニのハサミの力はすごいな~と、改めて実感。うっかり指を挟まれないようにしたいですね(笑)