九十九里の海岸でオオミズナギドリの数百羽の群れと出会い、外湾の魅力を感じてきた大原です。でも魅力なら鳥類園にたくさんあります。
例えば、下の池で出会える生き物たち。

( 卵を抱えたタカノケフサイソガニ
Hemigrapsus sinensis 2016.9.17 下の池 )
カキ殻や岩の隙間でよく見つかります。

( タテジマイソギンチャク
Haliplanella lineata 2016.9.17 下の池 )
オレンジ色(ジャイアンツカラー)の縦じまが目立ちます。生息場所はタカノケフサイソガニと一緒です。
この2種は「ひがた・たんぼ倶楽部」の活動中に見つけました。場所は上の池と下の池をつなぐ水門の下の池側、石を積んでいる段差です。普段は立ち入り禁止なので、観察したい方は「ひがた・たんぼ倶楽部」の活動に参加してください。

けど生き物の観察の前には、野鳥のための生息地づくりで汗を流してもらいます。前回は亀島の草抜きを行いました。

生き物好きの少年たちも(強制的に)手伝ってもらい、作業後には土がでてきました。

もちろん、生き物嫌いで作業にだけ興味のある方もご参加ください。むしろ大歓迎します。皆様の参加をお待ちしております。
■日 時:10月15日(土) 13:00~15:30
■集 合:鳥類園ウォッチングセンター1F スロープ前
■作業場所:下の池「亀島」
■作業内容:草本類の除去または泥堀り
■対 象:小学生以上
■持 ち 物 :かなり汚れても良い服、帽子、着替え、タオル。
■申 込:当日受け付けます(荒天中止)
■保 険:ボランティア保険への加入をおすすめします。