
(センダンヒメハマキ
Loboschiza koenigiana 2016.10.1 ウォッチングセンター2階窓 撮影:中村)
今日は秋フェスですが、あいにくの雨のため、お客様はかなりまばらです。
それでもモズやカワセミが見やすく、アリスイらしき声もしています。
先ほど、いつも昆虫情報をいただく常連さまからキレイな蛾を紹介していただきました。特徴的な模様なのですが、手元の図鑑には出ていなく、ネットで検索したところ、上記のような名前が分かりました。幼虫はセンダンしか食べないのですが、すぐ近くにはセンダンの木があるので、まあ間違いないのかなあと思います。
大きさはこんな感じ。実はハネの長さは1cmもありません。窓にとまっていたこともあり、フラッシュをたかないときれいな色は分かりませんでした。
で、調子に乗って、夕食のあとに未同定だったハマキガらしき蛾を画像検索してみると、1種わかりました。

(グミオオウスツマヒメハマキ
Hedya auricristana 2011.8.27 撮影:中村)
長い名前ですが、その名の通り幼虫はグミ類の葉を食べるようです。園内にはたくさん植栽されているので、食事には困らなそうですね。
それにしても、小さな蛾の1種1種にちゃんと名前がついていて、それを多くの方がネット上に上げていて、蛾の素人の私でもネットで名前や生態を知ることができることに改めて驚かされます。良い世の中になったものです。(忠)