今月7日(水)から確認されているオニアジサシは東なぎさ・西なぎさにまだ滞在中。ウォッチングセンター2階からでも、望遠鏡で丹念に東なぎさを探すと見つけられます。葛西では2年前にもオニアジサシが3週間ほど滞在しましたが、今回はどうなるでしょうか。(小島)
今週末の鳥類情報です。
・カモ類①・・・カルガモが少し減り、10羽ほど。
・カモ類②・・・冬のカモ先発隊到着!コガモ7羽の群れが来ました。まだエクリプス(非繁殖羽)で地味ですが、カルガモよりはるかに小さいので分かりやすいです。
・カイツブリ類・・・7羽ほど。幼鳥はシマ模様が消え、冬羽らしくなってきました。
・サギ類・・・ダイサギ・チュウサギ・コサギが上の池や東なぎさで見られます。ゴイサギ幼鳥やアオサギは下の池によくいます。
・クイナ類・・・オオバン1羽が上の池で見られました。
・シギ・チドリ類①・・・アオアシシギ2羽(幼鳥・成鳥)とイソシギが下の池でよく見られます。
・シギ・チドリ類②・・・東なぎさにはダイシャクシギ1羽、シロチドリ10羽など。
・猛禽類①・・・ウォッチングセンター周辺でオオタカ、ハイタカ、チョウゲンボウ、ハヤブサ…など。種数が増えてきました。
・猛禽類②・・・ミサゴは東なぎさの杭にいつも通り止まっています。
・カワセミ・・・2羽ほど見られています。見られた場所は上の池の通称かわせみ池、下の池の擬岩など。
・小鳥類①・・・イソヒヨドリの若い個体が渚橋付近でよく観察されているようです。
・小鳥類②・・・夏鳥のツバメやオオヨシキリはまだ上の池で見られています。
・その他・・・17日に上の池付近にアカゲラがいた、というお客様情報もありました。

(オニアジサシ証拠写真
Hydroprogne caspia 2016.9.19 東なぎさ(センターより撮影) 撮影:小島)
写真右側にいる、クチバシの赤い鳥が噂のオニアジサシ。アジサシといっても、左にいるウミネコと変わらない大きさです。