台風7号が早朝に通過した17日、葛西海浜公園の調査に行ってきました。到着すると、干潟にはミズクラゲとアカクラゲが1000匹以上打ちあがっていました。まるでベジータがエネルギー弾を打ちまくった後のような光景でした。
さて、強風で望遠鏡がブレるなか、調査した結果は以下の通りです。(大原)
・チドリ類・・・東なぎさの干潟にダイゼン1羽、シロチドリ6羽がいました。西なぎさの最西端にはメダイチドリが3羽いて、ゴカイを食べていました。
・シギ類・・・海水浴前の時間帯には、西なぎさにソリハシシギ1羽、キアシシギ2羽。東なぎさには、ダイシャクシギとホウロクシギが1羽ずつ。
・その他・・・カワウ約1,650羽、ウミネコ約1,200羽、ミサゴ1羽など。
( メダイチドリCharadrius mongolus 2016.8.17 西なぎさの西側 撮影:大原 )
夕方にまた西なぎさに行くと、満潮時の波打ち際にはウグイやクロダイなどの魚が打ちあがっていました(釣りが趣味なインターン1期生のBくんに魚の画像を送ったら教えてくれました)。シギ・チドリ類も大潮の満潮時(しかも高波)で行き場を失い、導流堤で休んでいました。
・シギ・チドリ類・・・ダイゼン2羽、キアシシギ9羽、イソシギ2羽。
( ダイゼン
Pluvialis squatarolaとキアシシギ
Tringa brevipes 2016.8.17 東なぎさ導流堤 撮影:大原 )