木曜日の殺人的な暑さに比べれば、だいぶ楽でしたが、それでも暑い日曜でした。鳥も少ない中、午後のガイドツアーが心配でしたが、コサギやゴイサギなどををじっくり観察でき、終了直後にササゴイも現れて、なんとか楽しんでいただけたかと・・・。来月もお待ちしております。(忠)
・カモ類・・・カルガモの親子は、上の池で雛1羽を連れている1家族のみ。冬鳥の「居残り組み」は、オカヨシガモ1羽、コガモ1羽、ホシハジロ2羽が見られました。コガモが残るのは珍しいですね。
・カイツブリ・・・上の池の巣の上には、卵があったり、大きさの様々な雛がいたりと、今年はにぎわっています。
・サギ類・・・下の池を中心にコサギ、ダイサギ、アオサギが見られました。水門の下の池側ではゴイサギの亜成鳥が、下の池の擬岩の前には、ササゴイの成鳥が2羽見られました。また、お客様からはヨシゴイがいたとの情報もありました。
・シギ・チドリ類・・・下の池ではコチドリ3羽とイソシギ1羽。それとトウネンが1羽、ウォッチングセンターから見える下の池の湿地にやってきました。
・猛禽類・・・午前中に、東なぎさの沖にミサゴがいましたが、夕方にはウォッチングセンター近くまで飛んできました。
・カワセミ・・・上の池で2羽を観察しました。
・小鳥類①・・・コムクドリは上の池・下の池の境あたりを飛び回っていましたが、はっきり個体数は分かりませんでした。
・小鳥類②・・・幼鳥をつれたハクセキレイが下の池で見られました。
・小鳥類③・・・ガイドツアーの最後に、オナガの群れが下の池の通称「擬岩」に水浴びに来ました。

(ゴイサギ
Nycticorax nycticorax 2016年7月10日 下の池 撮影:中村)

(ササゴイ
Butorides striatus 2016年7月10日 下の池 撮影:O様提供)

(イソシギ
Actitis hypoleucos 2016年7月10日 下の池 撮影:中村)