谷津干潟の日フェスタを見に行きたいのに、それはほぼ無理なことに嘆いている大原です。今日の催し「自然観察会干潟ウォッチ」に参加したかった・・・。でも今日のひがたんが楽しかったから良しとしよう。
さて、6月1日(水)出来事です。この日は、葛西海浜公園の調査でした。小島さんと西なぎさに向かうため、鳥類園ウォッチングセンターを出発するとすぐに、先を行っていた小島さんが来園者から「今、園路にシギがいたけど、何?」と質問を受けました。
撮影された画像を覗きこむ小島さん。
(晴れた日にシギが園路にいるなんで珍しいなぁ。イソシギでもやってきたのかな)と考えながら小島さんの回答を楽しみにしていると、まさかの種名を口にしました。
『このシギは、アカエリヒレアシシギですね』
まじですか!と自転車を停めて画像を見に行くと、コンクリートの上にいるアカエリヒレアシシギが写っていました。鳥類園では記録の少ないアカエリヒレアシシギがついさっきまでいたとは。しかも園路を歩くなんて。撮影された方の話を聞くと、そのアカエリヒレアシシギは上の池に飛んで行ったとのこと。
しばらく探してみたものの、残念ながら姿は見つからず。
見えない場所に入ってしまったのかなと、諦めて自転車を漕ぐと、あれ?園路を小さなシギが歩いているぞ。

あれあれ、これはもしや。

( アカエリヒレアシシギ
Phalaropus lobatus 2016.6.1 上の池園路 撮影:大原 )
このアカエリヒレアシシギは園路とその周囲の草地をウロウロした後、上の池に飛んでいき、ヨシ原に消えていきました。
すぐに園内から去ってしまうかなと思っていましたが、なんとまだ滞在中です。鳥類園ではなく、水辺ライン付近に昨日今日はいました。