GW明けの月曜日ですが、いかがお過ごしでしょうか?弊社は、情け容赦なく月初めの会議の一日で、ぐったりです(ToT)。
さて、昨日までの楽しい日々を思い出してブログを更新します。(忠)
・カモ類・・・上の池では、日に日にカモたちが少なくなっています。それでもいつものキンクロハジロやハシビロガモ、ホシハジロ、コガモなどが残ってくれていました。また、移動の途中なのか、マガモの♂やオカヨシガモの♂、ヒドリガモの番らしき2羽なども混じっていました。カルガモは、じわじわと増えてきて、繁殖期モードのようです。
・カイツブリ類①・・・上の池では2巣を確認していましたが、海側の巣では雛が孵りました!もう1か所の巣も、親鳥が座っている様子を確認したので、まだ抱卵中のようです。
・カイツブリ類②・・・東なぎさやその周辺では、まだカンムリカイツブリ1羽、ハジロカイツブリ1羽を観察しました。数はもう少しいるかもしれません。
・サギ類・・・いつもいるコサギやダイサギもレース状の飾り羽や婚姻色が目立つようになってきました。よく見ると、チュウサギも1~2羽混じっています。アオサギはいるのですが、存在感が薄く、代わりにゴイサギは3羽程下の池で見られました。5/8には、下の池でアマサギを確認。お客様によると、2羽いたそうです。
・トキ類・・・ヘラサギは5/7、クロツラヘラサギは5/5まで確認しています。
・クイナ類・・・オオバンはもともと数羽でしたが、さらに少なくなっています。いつまでいてくれるでしょうか?一方、バンは、1~2羽が時々現れています。おでこは鮮やかな赤で、遠くからでも目立っています。
・シギ・チドリ類①・・・おまちかねのシギ・チドリ類!GW後半の鳥類園での最大個体数をざっとご紹介します。コチドリ5羽、キョウジョシギ1羽、イソシギ2羽、ハマシギ18羽、ソリハシシギ3羽、キアシシギ20羽、アオアシシギ13羽、チュウシャクシギ5羽、オオソリハシシギ2羽、タシギ2羽。オオジシギと思われる個体も1羽。
・シギ・チドリ類②・・・お次は東なぎさ、西なぎさの記録です。シロチドリ1羽、ムナグロ2羽、ダイゼン1羽、キョウジョシギ40羽、ハマシギ950羽(遠くの三枚洲含む)、オバシギ6羽、チュウシャクシギ20羽、ダイシャクシギ2羽、ミヤコドリ100羽。
・カモメ類・・・鳥類園の上の池では、コアジサシが遠征中。杭の上で休むメスに求愛給餌する様子も観察できました。東ばぎさとの間の水路には、ユリカモメとウミネコの群れが。沖にはアジサシもいるのですが、数は数えていません。ごめんなさい。
・猛禽類・・・だいぶ見かける機会は減りましたが、5/7にハヤブサを見たお客様がいらっしゃいました。5/8にはウォッチングセンター上空にチョウゲンボウ1羽。
・小鳥類①・・・夏鳥ではオオヨシキリが上の池の2か所で囀っています。もちろん東なぎさでも。
・小鳥類②・・・冬鳥の姿はもうほとんどなく、5/4にアオジがないた程度でした。
・小鳥類③・・・鳥類園内の渡り途中の小鳥では、キビタキ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、コムクドリなど。ちょっとさみしい状態です。
・小鳥類④・・・下の池にモズの♀がいました。もしかして、どこかで繁殖しているのでしょうか?
・小鳥類⑤・・・ただいま千葉大学の学生さんと、公園内のオナガの調査をしています。どこかで巣などを見かけた方は、こっそりとスタッフまでお伝えいただければ幸いです。

(キアシシギとソリハシシギ 2016.5.4 下の池 撮影:中村)

(アオアシシギ 2016.5.4 下の池 撮影:中村)