ここ最近、葛西臨海公園の西側は、オオルリ、キビタキ、サンショウクイ、クロツグミなど、人気の小鳥類で賑わっています。
色鮮やかな小鳥類の情報を詳しくお伝えしたいのですが、今回はモノトーンのボディなコアジサシ関連のご紹介です。
葛西海浜公園のコアジサシの飛来状況は、4月22日:13羽→4月25日:50羽と順調に増え、西なぎさでは保護区設置予定地の営巣整備作業(=草抜き)を行なっています。
作業はとてもシンプル。ショベルで草の根を切り、
手で引き抜くだけ。
二人で2時間40分、黙々と作業に没頭するとこれだけの量を抜き取れます。
草を抜いた後は、コアジサシが営巣に好む砂地が現れます。
けど、まだまだ砂地は足りていません。コアジサシが群れで営巣できるような砂浜を創出するには、大勢の力が必要です。そこで営巣整備作業のボランティアDAYを開催することになりました。
葛西海浜公園・西なぎさで、4年ぶりのコアジサシのヒナ誕生に向けて、ご協力をお願いします。
ちなみに、25日(月)に葛西海浜公園では、ハマシギ約470羽、アジサシ約180羽、ミヤコドリ約130羽、ダイゼン約40羽、チュウシャクシギ15羽、メダイチドリ3羽、キョウジョシギ2羽、ホウロクシギ1羽、クロツラヘラサギ1羽、ヘラサギ1羽が確認されました。(大原)