ヘラサギ効果のおかげで、ブログのアクセス数が増えています。この機会に、個人的に最もアピールしたいボランティア管理作業「ひがた・たんぼ倶楽部」の紹介をします。PRしたい気持ちが強いので写真多めです。ヘラサギの記事を見たい方は下にずーっとスクロールしてください。(大原)
まずは前回(1月16日)の活動を報告します。
活動内容は搬出先の確保でした。下の池「亀島」では定期的に草本類を抜き取っていますが、それを運び出す先がササやセイタカアワダチソウなどで覆われていました。写真で示すとこの辺り。
( 搬出場所の位置 2016.1.16 下の池 撮影:大原 )
作業はシンプル。とにかく刈るだけ。
5mを超えるササだって刈り取ります。
2時間の作業であっという間に、搬出場所はかなり拡がりました。参加された皆様ありがとうございました。
作業の合間には、恒例の生き物観察も忘れません。昆虫好き少年のIくんとタモ網を使って水生生物探すと、こんな生き物たちが見つかりました。
( アベハゼ
Mugilogobius abei 2016.1.16 下の池 撮影:大原 )
下の池でよく見つかるハゼの仲間です。気合いを入れて探せば、毎回のように捕れます。でも東京都レッドリスト(23区部)で準絶滅危惧種に指定されています。
そして、ひがたんでは初確認となった・・・
( シラタエビ
Palaemon orientis 2016.1.16 下の池 撮影:今野 )
ブルーの触覚が美しい。当日参加された方には「スジエビモドキもいます」と偉そうに解説しましたが、全部シラタエビでした。すみません。
■ひがた・たんぼ倶楽部で確認した生き物
・昆虫類・・・ツチイナゴ3匹、クビキリギス1匹、ナナホシテントウ1匹
・甲殻類・・・シラタエビ17匹、ニホンヒメハマトビムシ30匹以上、、ケフサイソガニの仲間
・魚 類 ・・・アベハゼ1匹、カダヤシ2匹
・その他・・・ドロクダムシ類、タテジマイソギンチャク
次回のひがた・たんぼ倶楽部は、
冬フェス開催のためお休みです。次の活動は2月20日(土)13:00~15:30。年に一度のカエル調査を予定しています。終了後は日●屋で打ち上げをしましょう。