猛暑が続いていますが、皆様は体調管理は大丈夫でしょうか?バードウォッチング中もこまめな水分補給を心がけてください。そんな暑い中西なぎさの野鳥観察会に参加して下さった方々、ありがとうございました。
では3日間の鳥情報をどうぞ!(吉田)
・カモ類①・・・カルガモは、下の池で雛連れの親子を確認しました。だいぶ大きくなった幼鳥とまだ小さいヒナが見られます。
・カモ類②・・・上の池で見られていた左の翼が曲がったヒドリガモですが、19日の朝にタヌキに襲われ食べられてしまったようです。ケガをした鳥が自然界で生きていくのは厳しいようですね。
・カイツブリ類・・・上の池の海側から見て左奥でカイツブリが、新しく巣を作ったようです。カイツブリの繁殖シーズンは長いですね。
・カワウ・・・西なぎさと東なぎさの間の水路で、60羽程のカワウが群れをなして魚を追いかけており、さながら鵜飼のようです。
・サギ類・・・ササゴイの幼鳥が下の池で確認されています。特に下の池の通称「擬岩」と呼ばれる観察舎周辺での確認が多いようです。よく似たゴイサギの幼鳥も下の池にいるので注意して観察してみて下さい。
・サギ類②・・・ヨシゴイは上の池のヨシ原で見られているようですが、なかなか出てこないようです。
・シギ・チドリ類・・・下の池ではコチドリの幼鳥が確認されています。他のシギはイソシギ、キアシシギ、アオアシシギを1羽確認しましたが、昼間は少なく夕方に下の池に降りて来ています。
・アジサシ類・・・西なぎさでは数多くのコアジサシが飛来しています。今年生まれの幼鳥が多く混ざっており、時折親鳥が幼鳥に魚を渡してるシーンが見られます。人が多いと沖合や東なぎさに飛んでしますので朝か、夕方がオススメです。
・カワセミ・・・カワセミの幼鳥が確認されています。下の池では水面にダイブしていました。
・小鳥類・・・コムクドリはウォッチングセンタ―前の磯の小路に植えられているミズキに集まり、実を食べています。朝方の涼しい時間がオススメです。
・その他・・・その他の鳥はツバメ、コゲラ、カワラヒワ、オオヨシキリなど。オオヨシキリは鳴かずに、ヨシの間を飛び回っています。

(
ササゴイ
Butorides striatus 2015.7.18 下の池 撮影:沖田)

( ヒドリガモ
Anas penelope2015.7.19 翼がきちんとたためていない 上の池 撮影:山下)