5月25日~26日にかけて、植生管理作業を実施しました。その甲斐もあり、下の池の通称「亀島」や「擬岩」観察舎前は観察しやすくなりました。
それでは遅くなりましたが、先週末の鳥情報です。(吉田)
・カモ類・・・カルガモ11羽、ホシハジロ2羽、コガモ1羽。ホシハジロとコガモは越夏しそうです。
・カイツブリ類・・・カイツブリ9羽。ウォッチングセンター前の上の池では、ヨシやガマの間を親子が泳いでいる姿が観察されています。
・サギ類・・・アオサギ3羽、ダイサギ2羽、コサギ2羽です。
・シギ・チドリ類・・・コチドリ4羽、チュウシャクシギ1羽、アオアシシギ3羽、キアシシギ7羽、ソリハシシギ3羽、キョウジョシギ2羽、ハマシギ5羽。
・カモメ類・・・上の池に頻繁に飛来していたコアジサシ、先週末には確認できませんでした。
・カッコウ類・・・先週末ではありませんが、26日(火)に下の池でツツドリ、27日(水)に上の池でホトトギスの鳴き声を聞きました。
・小鳥類①・・・ツバメ6羽。下の池ではツバメが巣材の泥をとりに降りて来ています。
・小鳥類②・・・オオヨシキリが下の池で囀っています。ウォッチングセンターから見える下の池のネムノキや竹の上が観察のポイントです。
・小鳥類③・・・下の池のネムノキにはコムクドリもとまりました。本格的に飛来するのは6月下旬以降なので、渡りの途中に立ち寄った個体でしょうか。
・その他・・・植生管理作業中にトビハゼを確認しました。同時確認で最大3個体。巣も見つかりました。干潟は鳥類だけでなく、多様な生き物が生息しています。
( トビハゼ
Periophthalmus modestus 2015.26. 下の池 撮影:大原 )