最近、葛西臨海公園に行く機会が多いのに、鳥類園よりも西なぎさにいることが多い大原です。その西なぎさで嬉しい発見があったので、この記事の後に紹介します。まずは先週末の鳥類園情報です。(大原)
・カモ類・・・カルガモ19羽に、冬鳥のホシハジロ8羽、キンクロハジロ7羽、コガモ2羽。
・カイツブリ類・・・雛3羽、雛4羽の2家族がいます。上の池海側で見つかっていた巣は先日の大雨で沈んでしまいましたが、雛たちは無事です。
・サギ類・・・ダイサギとコサギが各4羽、アオサギ3羽。
・クロツラヘラサギ・・・週末には確認できませんでしたが、5月7日の全域調査では東なぎさにいました。
・クイナ類・・・バン2羽、オオバン5羽です。
・シギ・チドリ類①・・・コチドリはゴールデン・ウィーク中に産卵しましたが、抱卵途中でカラスに食べられました。でもコチドリは諦めていません。先週末2日間、下の池亀島で「交尾」と「造巣行動」をしていました。
・シギ・チドリ類②・・・他には下の池「擬岩」観察舎周辺に、キアシシギ33羽、ハマシギ14羽、アオアシシギ11羽、ソリハシシギ4羽、チュウシャクシギ3羽、オオソリハシシギ2羽、キョウジョシギ2羽、タシギ1羽、イソシギ1羽。
・シギ・チドリ類③・・・9日閉館後に西なぎさに立ち寄った際、ハマシギ30羽、チュウシャクシギ20羽、キョウジョシギ11羽、トウネン10羽の群れがいました。
・カモメ類・・・今年はコアジサシが上の池に頻繁に飛来します。ウォッチングセンターからでもコアジサシが水中にダイブする様子を観察できます。
・小鳥類・・・渡りの時期に通過する小鳥類の確認は途絶えてしまいました。オオヨシキリの声が鳥類園中に響き渡っています。

( 沈む前のカイツブリの巣・・・雛2羽います 上の池 2015.5.7 撮影:大原 )