鳥類園にはツバメやオオルリなどの小鳥類が渡ってきていますが、実はユリカモメがたくさん集まっていることをご存知ですか?東なぎさでは2,000羽を超える日もあります。
皆様に注目していただきたいのは、彼らの足。白色や青色の足環を装着している個体がいます。先週末、鳥類園アルバイトスタッフの2人が頑張って標識個体を発見し、撮影してくれました。

( 白色「E」のユリカモメ
Larus ridibundus 2015.4.12 鳥類園と東なぎさ間水路 撮影:今野 )

( 青色「JX」のユリカモメ
Larus ridibundus 2015.4.12 鳥類園と東なぎさ間水路 撮影:今野 )
この情報を標識者に連絡したところ、白色「E」は行徳野鳥観察舎で頻繁に確認される個体で、青色「JX」は荒川や隅田川に現れる個体であることを教えてくださいました。関係者の方、ありがとございます。
集中して探すと意外と見つかるので、ユリカモメが渡去する前に皆様も探し見てください。標識の情報についてはコチラが参考になります。→
日本鳥類標識協会のHP。
今週末は天気と潮も良いので、絶好の観察日和です。(大原)