ウグイスのぐぜりが聞こえ始め、春の訪れを感じます。春と言えばツバメもそうですが、鳥類園ではプロ野球の開幕時期に飛来します。(大原)
・カモ類①・・・例年通り、キンクロハジロが増加中。2月28日に今季最大の77羽を記録しました。
・カモ類②・・・その他は個体数の多い順に、ホシハジロ781羽、コガモ21羽、ハシビロガモ6羽、カルガモ4羽、マガモ3羽、ヒドリガモ2羽、スズガモ1羽。
・カモ類③・・・鳥類園外では、オカヨシガモ、オナガガモもいました。
・カイツブリ類①・・・上の池に1羽。
・カイツブリ類②・・・東なぎさではカンムリカイツブリがディスプレイをしていました。ミミカイツブリは旧江戸川で確認。
・サギ類・・・先週のひがた・たんぼ倶楽部でヨシを刈り取った場所に、アオサギが1羽飛来し、獲物を待ち構えていました。確認種はこのアオサギのみ。
・クイナ類・・・バン1羽、オオバン6羽。
・シギ・チドリ類・・・今季越冬しているアオアシシギ2羽が確認されただけです。
・猛禽類①・・・3月1日の朝、ノスリがウォッチングセンター北側にある小さい池の木にとまっていました。その距離は5m。あまりの近さに驚きました。でも驚いたのはノスリも同じで、逃げるように飛んでいきました。
・猛禽類②・・・ノスリは2羽まで同時確認し、他にはハヤブサ。
・猛禽類③・・・東なぎさでは、トビとミサゴの2種。
・カワセミ・・・確認できませんでした。
・キツツキ類・・・下の池周辺樹林で、コゲラとアカゲラの声を聞きました。
・小鳥類①・・・タイトルでもお伝えした通り、ベニマシコが2羽いました。しかもどちらもオス。ウォッチングセンターと亀島の間のヨシ原で、シジュウカラ10羽の群れに交ざって行動していました。来園者の情報では、数年に一度記録されることはありましたが、スタッフが視認するのは2005年以来です。発見できたのは、その場に居合わせた日本野鳥の会滋賀県支部の方のおかげです。ありがとうございました。
・小鳥類②・・・カケス、モズ、ヤマガラ、シロハラ、アカハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ホオジロ、アオジ、オオジュリンなど。
( ネムノキにとまったノスリをデジスコで撮影・・・ノスリ
Buteobuteo 2015.3.1 下の池 撮影:大原 )