えー、専門ではないのに、いつの間にか鳥類園の「虫担当」となってしまっている中村です。まだまだ勉強中ですが、今週日曜のシンポでは発表しなければならず、データと格闘しております。
そんな日曜日、直翅類に関しては我々スタッフよりもずっと詳しいスーパー中学生のNくんが、ある昆虫を持ってきてくれました。それがこの写真。

ヒゲシロスズという、小型のコオロギの仲間(最近の分類ではヒバリモドキ科)です。体は1cmにも満たず、触覚の一部が白くなってるのが特徴です。
昨年、鳥類園内の笹薮から「声」が聞こえ、Nくんに「こんな虫知っている?」と聞いてみたら、「園内に結構いるよ」と簡単に返り討ちされてしまった思い出の種です。その時、「姿を見たいんだよね~」と話をしたのを覚えていてくれ、今回2時間半も探して持ってきてくれたそうです。いい子です(ToT)。将来は是非昆虫学者になって欲しいものです。(忠)