前の投稿でお伝えしたとおり、先日の確認では
セイタカシギが抱卵中です。
そのほか、先週末の2日間の鳥類園内の調査と、翌日9日に実施した臨海公園・海浜公園の全域調査で確認した「主な」野鳥の最大個体数は以下のとおりです。
※雨天の際は、園路やセンター内に水たまりや、滑りやすいところがあるので、足元にお気を付け下さい。
・カモ類①・・・カルガモ親子15羽。うち、まだ小さなヒナ7羽と、大きくなっているヒナ3羽がいました。また、ホシハジロのメス1羽もいました。ほかのホシハジロたちは繁殖地の北国へ旅立ったのに、彼女はどうしたのでしょう。
・カモ類②・・・東なぎさにスズガモ3羽がいました。例年、冬鳥のカモ類は群れが去った後も、数羽はしばらく確認されます。また、ケガなどで飛べない個体は、時に越夏するものもいると聞きます。
・カイツブリ類①・・・カイツブリは今も抱卵中です。もうじきヒナの顔が見られてもいい頃です。
・カイツブリ類②・・・東なぎさにてカンムリカイツブリ7羽。すっかり夏羽です。
・サギ類・・・ゴイサギの幼鳥1羽のほか、アオサギ、ダイサギ、コサギ。
・クロツラヘラサギ・・・東なぎさで確認が続いています。
・クイナ類・・・上の池でバン1羽。
・シギ・チドリ類①・・・下の池でコチドリ2羽、セイタカシギ2羽、チュウシャクシギ1羽、アオアシシギ1羽、キアシシギ1羽。
・シギ・チドリ類②・・・東なぎさでシロチドリ1羽、ミヤコドリ22羽、オオソリハシシギ3羽、チュウシャクシギ17羽、ダイシャクシギ1羽。
・カモメ類・・・ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメがいました。
・アジサシ類・・・東なぎさでオニアジサシ1羽の目撃情報があったほか、西なぎさでコアジサシ21羽、アジサシ3羽。
・小鳥類①・・・ツバメ約10羽、イワツバメ2羽、オオヨシキリ4羽など。
・小鳥類②・・・西なぎさでヒバリ8羽。一部、草地で営巣もしているので、西なぎさに行かれた際は、足元にお気をつけください。

(カルガモ
Anas poecilorhyncha 2014.6.9 上の池 撮影:恩田)
まだまだ小さなヒナを連れていました。無事に育ってほしいものです。

(ムクドリ
turnus cineraceus 2014.6.9 下の池 撮影:恩田)
巣立ち雛も混ざり、あちこちでムクドリの群れが見られます。この写真のムクドリはカナヘビをくわえていますが、周りの仲間たちに奪われないよう必死でした。
(恩田)