4日(日)、5日(月)に行なったバードウォッチングフェスティバルは、4日は晴天で大賑わい、5日は曇り時々小雨でしたが、お越しくださった皆様、ありがとうございました。
以下、GW後半の4連休で確認した主な野鳥の最大個体数です(恩田)
と、その前に、1つご報告を。

(コチドリ
Charadrius dubius 2014.5.6 下の池 撮影:恩田)
ウォッチングセンターと第一観察小屋の間にある島「(通称)亀島」にて、今年もコチドリが産卵しました!6日の夕方の時点で3つの卵を確認しています。カラスやアオダイショウに襲われないことを祈りつつ、見守っていきましょう!
・カモ類・・・カルガモ10羽、コガモ5羽、キンクロハジロ4羽、ホシハジロ2羽。上の池には静寂が訪れていますが、じきにカルガモの親子が見られるようになると思います。
・カイツブリ類・・・カイツブリ4羽。そろそろ巣作りをどこかでやっているでしょうか。
・サギ類・・・チュウサギ3羽のほか、アオサギ、ダイサギ、コサギ。
・クロツラヘラサギ・・・東なぎさで活発に採食していました。
・クイナ類・・・バン2羽、クイナ、オオバン1羽ずつ。
・シギ・チドリ類①・・・個体数が多かった順で、キアシシギ29羽、ハマシギ20羽、アオアシシギ16羽、コチドリ6羽、ソリハシシギ5羽、チュウシャクシギ4羽、セイタカシギ2羽、タシギ、イソシギ1羽ずつ。
・シギ・チドリ類②・・・東なぎさでは、ハマシギ約60羽、ミヤコドリ約30羽、チュウシャクシギ14羽、キョウジョシギ7羽、アオアシシギ、オバシギ2羽ずつ、シロチドリ、ダイシャクシギ1羽ずつが確認されました。
・アジサシ類・・・目視の範囲で、西なぎさ、東なぎさ、水路などでコアジサシ8羽、アジサシ100羽ほどが確認されています。コアジサシは4月末の全域調査で約40羽を確認しています。
・猛禽類・・・東なぎさでハヤブサ1羽。
・カワセミ・・未確認です。今年も別の場所で子育てをしているのでしょうか。
・小鳥類・・・オオヨシキリ4羽が鳴いていました。ウォッチングセンター2階からも枯れたヨシにとまっているのが見えました。そのほか、ツバメ約20羽、キビタキ3羽、イワツバメ、センダイムシクイ、アカハラ、アオジ1羽ずつなど。

(ツバメ
Hirundo rustica 2014.5.6 上の池 撮影:恩田)
上の池でツバメたちが飛び回り、ヨシ原で休憩している様子も見られました。

(ハマシギ
Calidris alpinaとキアシシギ
Tringa brevipes 2014.5.6 下の池 撮影:恩田)
冬の間、なぎさで確認されていたハマシギは、ほとんどの個体が夏羽になり、下の池に飛来していました。