11月に入り、海風がより一層冷たく感じるようになりました。暖かい日でもフリース1枚あると心強いです。ウォッチングセンターの自動販売機もホットの販売が始まり、冬の到来を感じます。(大原)
・カモ類①・・・個体数の多い順に、コガモ34羽、カルガモ15羽、キンクロハジロ11羽、ホシハジロ10羽、オカヨシガモ4羽、ハシビロガモ3羽です。
・カモ類②・・・葛西沖のスズガモは約6,000羽にまで増えました。今回のカウント場所は西なぎさです。
・カイツブリ類・・・鳥類園内ではカイツブリ6羽、海側にはハジロカイツブリとカンムリカイツブリが少数渡ってきました。
・サギ類・・・アカガシラサギは先週末も確認されず、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギの4種。個体数が最も多いのはどの種だと思いますか?夜になると、あちらこちらでゴイサギの声が聞こえるので、意外とゴイサギかもしれません。
・クイナ類・・・オオバンが27羽もいました。学生スタッフのYさんが過去の記録を調べたところ、例年この時期にピーク迎えることが分かりました。
・シギ・チドリ類①・・・クサシギはまだ滞在。その他には、セイタカシギ、イソシギ、アオアシシギです。
・シギ・チドリ類②・・・東なぎさには、ミヤコドリ、ハマシギ、シロチドリなど。
・猛禽類①・・・オオタカが確認されました。3日はオオバンを襲うも、失敗しました。4日は下の池のマツにとまり、カラスにちょっかいをだされていました。
・猛禽類②・・・その他、鳥類園でトビ、ノスリ、チョウゲンボウ、海側ではミサゴを確認しています。
・猛禽類③・・・来園者情報では、チュウヒも東なぎさにいたそうです。
・カワセミ・・1羽。上の池と下の池をつなぐ水門、下の池側でエビを捕っていました。
・小鳥類①・・・ジョウビタキ、ウグイス、アオジを今シーズン初確認。でもジョウビタキは先々週から確認されているそうですね。
・小鳥類②・・・パークトレインの「鳥類園」停車場付近で、2羽のモズが鳴きあっていました。縄張りを主張しているのでしょう。
・小鳥類③・・・その他には、アリスイ、コゲラ、カケス、キセキレイ、セグロセキレイなど。昨日はエナガの声も聞いています。
・小鳥類④・・・来園者情報では、2日にイスカの群れが公園西側で確認されました。
( 上の池の杭にとまるオオタカ
Accipiter gentilisとオオバン
Fulica atra 2013.11.3 上の池 撮影:中村 )
( 葛西沖に集まるスズガモの群れ
Aythya marila 2013.11.3 東なぎさ 撮影:中村 )
( 目のまわりの眼瞼が赤く、歌舞伎役者みたいなウミネコ成鳥
Larus crassirostris 2013.11.4 水路 撮影:大原 )
( (左)逃げるハクセキレイ
Motacilla albaと(右)追うセグロセキレイ
Motacilla grandis 2013.11.4 下の池 撮影:大原 )