先週末、シベリアオオハシシギの確認、目撃情報はありませんでした。移動してしまった可能性が高そうです。
また、上の池と下の池の両方では12羽のセイタカシギがいて、その中に幼鳥1羽もいました。
幼鳥を撮影された方から種名の問合せが何件かあったので、ご参考までに過去に掲載したものを再掲載します。

(セイタカシギ Himantopus himantopus 2010.7.11 下の池 撮影:恩田)
セイタカシギの幼鳥は背が褐色であること、羽縁が白く目立つことが特徴です。
その他、先週末の主な確認記録は以下の通りです。
・カモ類・・・先々週末にいたコガモは確認できず、カルガモ最大およそ40羽がいたのみです。子連れが目立っています。
・カイツブリ類・・・カイツブリは最大5羽。
・サギ類・・・ヨシゴイ3羽、チュウサギ2羽を上の池で確認したほか、ゴイサギ(幼鳥)1羽、アオサギ、ダイサギ、コサギがいました。
・シギ・チドリ類・・・セイタカシギ12羽のほか、コチドリ10羽、キアシシギ、ソリハシシギ、トウネンが各2羽、チュウシャクシギ、アオアシシギイソシギが各1羽。
・カワセミ・・上の池で2羽。幼鳥もいました。
・小鳥類・・・ツバメおよそ15羽、イワツバメ少なくとも1羽、メジロ2羽、オオヨシキリは目視と鳴き声で最低3羽、コムクドリ10羽など。ムクドリ、スズメは幼鳥もよく目立ちます。
・その他・・・東なぎさでカワウ約300羽、ミヤコドリ11羽、ミサゴ1羽、西なぎさでシロチドリ、ヒバリが各5羽。

(カワセミ
Alcedo atthis 2013.7.21 上の池 撮影:恩田)
上の池の通称「かわせみ池」に2羽がいました。1羽は遠くて姿の確認のみですが、近くにいた個体は幼鳥でした。

(ウミネコ
Larus crassirostris 2013.7.21 上の池 撮影:恩田)
14時過ぎ、上の池にウミネコが約50羽が飛来して賑わいました。水を浴びたり、飲んだりするウミネコや、杭の上に降りて休むウミネコもいました。