先週末、ついに鳥類園でもカルガモ親子(ヒナ7羽)、カイツブリ親子(ヒナ5羽)が確認されました。

(カルガモ
Anas zonorhyncha 2013.5.25 上の池 撮影:浅野)

(カイツブリ
Tachybaptus ruficollis 2013.5.26 上の池 撮影:山下)
親は何度も水中に潜って魚をとってきては、子どもにあげていたので大変そうでした。
また、カイツブリはヒナ連れの番(つがい)とは別に、巣が2つ見つかりました。でも残念ながら、うち一つはアオダイショウに襲われたようです。巣にアオダイショウが乗っている様子を撮影された方がいました。
そして、コチドリですが、先週末は抱卵が確認されませんでした。カラスかアオダイショウに襲われたのでしょうか??
・カモ類①・・・カルガモ17羽(ヒナを含む)のほか、オナガガモ、スズガモ1羽ずつのみ。冬はカモで賑わう上の池も、すっかり水面がさびしくなりました。
・カイツブリ類・・・鳥類園ではカイツブリ8羽、東なぎさとの間の水路ではカンムリカイツブリ8羽。
・サギ類・・・アオサギ、コサギ8羽ずつ、ダイサギ、チュウサギ1羽ずつ。
・クイナ類・・・バンなどの確認はありませんでした。
・シギ・チドリ類・・・確認数の多かった順に、キアシシギ18羽、コチドリ、チュウシャクシギ8羽ずつ、セイタカシギ2羽、アオアシシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギ1羽ずつ。
・小鳥類・・・ツバメ4羽、イワツバメ1羽、やはり今年は鳥類園でのこれらの確認数が少ないです。
・その他・・・ホトトギスが下の池の第一~第二観察小屋の辺りで鳴いているのを確認しました。

(ムクドリ
Sturnus cineraceus 2013.5.25 上の池 撮影:浅野)
ムクドリも子育て中です。ガの仲間などの幼虫を見つけ出しては、せっせと運び出していました。子ども達にとっては貴重なタンパク源です。

(センダン
Melia azedarach 2013.5.26 ウォッチングセンター前 撮影:山下)
ウォッチングセンター前でセンダンが満開になりました。よく目立つので「あの木は何ですか?」という問合せが花の時期は多くなる木です。