先週末、鳥類園ではビッグニュースがありました。
なんと、コチドリが卵を抱いているのが確認されました!
(僕自身は卵を確認できていないのですが…)
ウォッチングセンターと第一観察小屋の間にある、下の池の島(通称:カメ島)で確認され、第一観察小屋から見えるとのことです。今週末も確認できるでしょうか(恩田)
・カモ類①・・・冬鳥として飛来していたキンクロハジロもホシハジロもようやく数が少なくなりました。キンクロハジロが7羽、ホシハジロが1羽でした。
・カモ類②・・・そのほか、カルガモ9羽、ハシビロガモ3羽、オナガガモ2羽。カルガモは他の場所で親子が見たという話を聞きましたが、鳥類園でもそろそろ見られるでしょうか。
・カイツブリ類・・・カイツブリ、まだ巣が見つかっていませんが、3羽を確認しました。
・サギ類・・・夏羽のアマサギが1羽見られました。そのほか、アオサギ、ダイサギ、コサギ4羽ずつ。
・クイナ類・・・バン3羽、オオバン1羽。
・シギ・チドリ類・・・多かった順に、ハマシギ28羽、キアシシギ17羽、アオアシシギ6羽、チュウシャクシギ4羽、コチドリ、セイタカシギ、タシギ、ソリハシシギ2羽ずつ。干潮のときに下の池の通称「擬岩」観察舎でハマシギの群れなどがよく見られます。キアシシギやチュウシャクシギなどは杭の上にもとまっていることがあります。
・小鳥類・・・オオヨシキリ4羽、シメ2羽、コムクドリ、コサメビタキ1羽ずつなど。コサメビタキは下の池の第二観察小屋近くのニセアカシア(ハリエンジュ)で見られ、コムクドリは第一観察小屋近くの木にいるのをウォッチングセンター2階から確認しました。
・その他・・・センダンやシャリンバイ、トベラなどの木々も花が咲き始めました。特にウォッチングセンター周辺でそれらの花々が楽しめます。

(コサメビタキ
Muscicapa dauurica 2013.5.13 下の池 撮影:森田)

(アマサギ
Bubulcus ibis 2013.5.13 下の池 撮影:森田)