月に一度実施している
葛西臨海公園の全域調査を13日(水)に行いましたので、その調査結果をかんたんに報告します。(大原)
・公園西側・・・マツ林周辺に、アオゲラ、ヒガラ、ヤマガラ、キビタキ、ウグイスなど。
・西なぎさ①・・・葛西では珍しいミユビシキが2羽、波打ち際を駆け回っていました。採食に夢中なのか、人のすぐ近くまで寄ってきていました。
・西なぎさ②・・・沖には、スズガモ約4,800羽、ハジロカイツブリとカンムリカイツブリは約20羽ほど。
・東なぎさ①・・・スズガモは西なぎさよりも少なく、約4,000羽(合計9,800羽)。これから倍以上に増えると思います。
・東なぎさ②・・・導流提にハマシギとシロチドリの群れ、干潟にはミヤコドリ、セグロカモメ、ユリカモメがいました。猛禽類では、チュウヒ、トビ、ノスリの3種。
・鳥類園・・・オオタカとノスリが2羽ずつ。オオタカは成鳥と幼鳥です。
・鳥類園と東なぎさの間・・・ここのマツ林には、キクイタダキ、ヒガラ、メジロの混群がいました。

(アオゲラ
Picus awokera 2012.11.13 公園内 撮影:恩田)

(ハマシギ
Calidris alpina 2012.11.13 東なぎさ 撮影:恩田)

(ミユビシギ
Calidris alba 2012.11.13 西なぎさ 撮影:恩田)