放鳥トキの雛が巣立ったそうですね。葛西ではヒバリの巣立ちを確認しています。コアジサシは順調に進めば6月中旬から雛が孵りはじめます。(大原)
・カイツブリ類・・・園内に4羽。どこかに巣をつくっているはずですけど、まだ発見できていません。また、東なぎさにいるカンムリカイツブリ1羽を確認しました。
・サギ類・・・アマザキは見られず、アオサギ、ダイサギ、コサギの3種。
・カモ類・・・カルガモの雛連れ、ホシハジロ2羽、オナガガモ1羽。
・クイナ類・・・オオバンのみ。
・シギ・チドリ類①・・・うーん、セイタカシギがいません。昨年は6月中旬から10羽以上飛来し、営巣・抱卵までトントン拍子に進みました。今年もそうなることを期待しています。
・シギ・チドリ類②・・・下の池「擬岩」では、コチドリ5羽、キアシシギ7羽、ソリハシシギ1羽。下の池水門付近にはキョウジョシギが1羽いました。
・シギ・チドリ類③・・・東なぎさには、ミヤコドリ、ホウロクシギ、キアシシギ、アオアシシギなどがいたそうです。
・ツバメ類・・・ツバメかイワツバメのどちらかは分かりませんでしたが、上の池・たんぼで巣材として使う「泥」を集めていました。
・ホトトギス類・・お客様情報では、下の池でカッコウの声が聞こえたそうです。
・小鳥類・・・オオヨシキリが今年もウォッチングセンター東の竹林にやってきました。27日は朝から休むことなく、夕方までずっと鳴いていました。
【コアジサシ情報】少なくとも10巣以上で卵を温めています。順調に進めば、6月中旬から雛が孵りはじめます。

( 竹林でさえずるオオヨシキリ
Acrocephalus arundinaceus 2012.5.16 下の池 撮影:大原 )