春の温もりが感じられる今日この頃、サクラの開花も間近だそうで、今はウメが見頃ですね。
(メジロ
Zosterops japonicus 2012.3.22 浜離宮恩賜庭園 撮影:恩田 )
別の公園の写真ですが、鳥類園でもこんな光景が見られています。そして、こんな陽気になって鳥の世界では恋の季節になってきました。
先日の報告でも書いたようにシジュウカラがさえずったり、ウグイスがぐぜったりしていましたが、旧江戸川の河口ではこんな光景も。
(ハジロカイツブリ
Podiceps nigricollis 2012.3.18 撮影:恩田 )
曇天の逆光気味の中、慌てて撮影したもので、決して写りはよくないですが、ハジロカイツブリのディスプレイと思われます。
これは一瞬しか見れなかった光景ですが、この後はくちばしを水につけて、相方がそれを真似るなんて行動も確認できました。ただ、相方は乗り気でなかったのでしょうか。次第にリズムが悪くなり、そのまま近寄ってきた群れに合流してしまいました。恋の駆け引き、実に難しいです。
また、こんな光景もウォッチングセンターから観察できましたよ。
(キジバト
Streptopelia orientalis 2012.3.18 撮影:恩田 )
左がオスでしょうか。隣を気にして近寄りたくても近寄る勇気を出すまで約10分…近寄った結果…逃げられていました。残されたキジバトの心情、僕は察します。
また、これも別の公園ですが…
(ハシブトガラス
Corvus macrorhynchos 2012.3.16 石神井公園 撮影:恩田 )
きっと左がメスですね。「あんた、ここかいて」「あ〜、そこそこ」「次はこっち」というかのような仕草が見られ、右のカラスはその都度くちばしについた汚れを枝にこすりつけ、しっかり要望に応えていました。夫婦愛?の維持のためにカラスだって苦労しているんです。
みなさんの身近な鳥でも色々な恋や子育てが始まっているはずです。ぜひ外に足を運んで、春を温もりを感じながらバードウォッチングを楽しんでくださいね。
(カイツブリ
Tachybaptus ruficollis 2012.3.16 石神井公園 撮影:恩田 )多分、卵を温めています。鳥類園でも観察できるでしょうか。