
(シジュウカラ
Parus minor 2011.12.4 ウォッチングセンター前 撮影:恩田 )
生きものを調査をしていると色々なことに気づくことがあります。もちろん、虫や植物などにも気づくことがありますが、鳥を例にすれば、食べ物や子育て、ケンカやケガ、足環などなど。
今までもそんな発見をブログでご紹介してきました。今回、ぼく恩田は、鳥に付いていたダニを発見しました。「ダニ」という言葉を思い浮かべるだけで体がかゆくなってきます。別に僕の体にダニもシラミもついていませんが。
さて、最初に載せたシジュウカラの別の写真を見てみると、何か気づきませんか?

そうです。すばらしく細い針金のような脚です。
いえ、そこではありません。頭にお付きのものがいるのです。

僕には「誰かダニをとって〜」と半泣きしているようにも見えます。
スズメにもついていました。

(スズメ
Passer montanus 2011.11.26 上の池 撮影:恩田 )
同じダニでしょうか?血を吸って膨らんだダニは、彼らの目より大きくなっています。
ダニについて詳しくないので、それが何なのか、など書けませんが、最近、鳥を観察していて発見した一例をご紹介してみました。できることなら取り除いてあげたいものです。皆さんは日頃、鳥を観察していてどんな発見をされていますか?(恩)