少し前まではヒバリシギやオジロトウネンなどが出て、賑わっていた下の池。渡りをするシギ・チドリたちはそろそろ姿が見られなくなり、下の池は静かになってきました。これからは上の池がカモで賑わうはずです。
そして、先週末の鳥類園は、上の池も下の池も水鳥は少なかったですが、別の鳥たちが注目されていました。
その鳥とは、先日、ご報告したアリスイとマミチャジナイ。
お客様から写真をいただいたので、ここでご紹介します。土日のほとんどをウォッチングセンターで留守番をしていた僕・恩田はどちらも見ることができずジマイで傷心中です…
(アリスイ
2011.10.28 ウォッチングセンター前 )
鳥類園では、去年は記録がないのですが、ほぼ毎年確認されているキツツキの仲間です。アリが大好きで、キツツキの仲間のわりには、とまり方がキツツキらしくないのも特徴ですよね。ウォッチングセンター周辺から、水族園の海側にある白いテント?にかけて、最大2羽、見られたそうです。
(マミチャジナイ
Turdus obscurus 2011.10.26 上の池 )
コガネムシの類の幼虫を食べている瞬間のようです。25日、26日しか見られなかったようですが、鳥類園ではなかなかのレアもの。…実は、(多分)スタッフがちゃんと確認したことは、まだないかと。土日祝日しか行けないので、仕方ないのですが、なんにせよ珍しい記録です。
おまけ
(ヒドリガモ
Anas penelope 2011.10.28 荒川河口 )
ヒドリガモは鳥類園で見られることはマレで、たいてい公園となぎさの間の水路周辺にいるのを見ることができます。人けが少なければ、クリスタルビュー前の草地で葉っぱをむしゃむしゃ食べていることも。