8日は鳥類園内の調査をチーフの中村が行なったため、
僕・恩田はウォッチングセンターにほとんど引きこもっていました。
しかし、センターにいるだけでも色々と観察できます。
個人的には、「子育てシーズンだなぁ」といった印象でした。

(シジュウカラ
Parus minor 2011.5.8 ウォッチングセンター前 撮影:恩田 )
以前からセンター前の街灯に巣材を運んでいるのは見ていましたが、7日から
エサを運ぶ様子が確認されるようになりました。センター2階からも観察できます。

(ツバメ
Hirundo rustica 2011.5.8 下の池 撮影:恩田 )
ウォッチングセンター2階から下の池を観察しているとツバメやイワツバメが時折
ぬかるみに降りて、巣材の泥を集めていました。今年もツバメはセンター1階で
巣づくりをするでしょうか?

(スズメ
Passer montanus 2011.5.8 ウォッチングセンター前 撮影:恩田 )
巣材をたんまりくわえて、せっせとセンターの2階の屋根へと運んでいました。
センター2階の床に枯れ草などが落ちていたら、もしかしたらスズメたちの
落し物の可能性大です。
どれも普段からよく見る鳥ですが、そんな彼らも子育てシーズン。
夏鳥やシギ・チドリ類も期待が高まる時期ですが、たまには見慣れた鳥を
観察するのも面白いものです。