今日はあいにくの天気ですが、葛西・鳥類園はどんな様子でしょうか。
さて、先日の土日の情報をアップしたかったのですが、何やら1人でてんやわんやしておりまして…(^^;)後で今日の報告を受けて、それと併せてご報告いたします(恩)
ところで、皆さんは鳥を観察する時、何を食べているかご覧になることも多々あるかと思います。先日は我が鳥類園スタッフのボス・中村が
イソシギが食べていたものをご紹介しました。今回は、21日にカイツブリとハジロカイツブリが食べていたものをご紹介します。
19日から21日まで鳥類園に通っていたのですが、下の池の海側水路に行くと、カイツブリ3羽とハジロカイツブリ1羽が入っていました。ハジロカイツブリが入ることは珍しいことです。
(カイツブリ
Tachybaptus ruficollis 2010.11.21 下の池 撮影:恩田)
水かきがスリッパみたいで、かわいいです。ふさふさ感もあって、ぬいぐるみのようで可愛くてたまりません。ただ、よくにらまれるので、目つきはいただけません。
(ハジロカイツブリ
Podiceps nigricollis 2010.11.21 下の池 撮影:恩田)
以前、大原が
バンとオオバンの足指の違いをご紹介しましたが、ハジロカイツブリはカイツブリ科なので、カイツブリと同じ形状をしています。
そして、彼らはよく潜水しています。その根性と、ひたむきさには感心するのみですが、とにもかくにも彼らが食べていたものはコチラ。
カイツブリはカニの仲間を食べていました。食べにくいからか、脚が喉に刺さるのを避けるためか、ぶんぶん振りながら脚をもぎ、小さくして飲み込んでいました。単に大きかっただけかも知れません。
ハジロカイツブリは、素揚げにして塩をかけたら美味しそうなエビの仲間を捕まえていました。しかし、滑りやすかったのか、食べようとして落とし、エビは逃げていきました。逃がした魚、改めエビは大きかったです。残念。
勿論、彼らは魚も食べます。が、エビ・カニなどの甲殻類も食べ、カイツブリに至っては昆虫も食べるそうです。
以上、葛西では身近な水鳥たちですが、彼らのちょっとした(食)生活の一部をご紹介いたしました。