昨日とは打って変わって、いい秋晴れですね~。こんな日は掃除と読書をしたくなる恩田です。
さて、昨日の鳥類園の目立った情報をいくつかご紹介します。
朝、ウォッチングセンターの開館準備を済ませ、2階から下の池を見て、一息ついた時のこと。学生スタッフの白幡さんがおもむろに望遠鏡で観察をしました。すると、その先にはオオタカの幼鳥が!
(オオタカ
Accipiter gentilis 2010.10.17 下の池 ウォッチングセンター2階から 撮影:恩田 )
白幡さんは違和感を感じて望遠鏡を覗いたようですが、よく気付いたものです。さすが!
その少し後のこと。オオタカは通称「擬岩」の方へと飛んでいったために、そこにいたムナグロかダイゼンの幼鳥、クサシギが逃げてしまった、とお客様からの情報が。
しかし、昼頃、調査で擬岩を訪れると、クサシギが戻ってきているではありませんか!更に、一見ではクサシギにそっくりなイソシギも発見!どちらも地味…いえ、周り(干潟)の景色にそっくりな保護色が見事です。簡単な識別方法はコチラ↓
(クサシギ
Tringa ochropus 2010.10.17 下の池 通称「擬岩」 撮影:恩田 )
(イソシギ
Actitis hypoleucos 2010.10.17 下の池 通称「擬岩」 撮影:恩田 )
細かい識別点は他にもあるのですが、一番分かりやすいのは、この切れ込みの有無だと思います。
一見すると似ているので、間違えないようにお気をつけください(^^;)