17日は鳥類園・下の池の干潟に生息する生き物の調査をしてきました。下の池の干潟のそこ(底)には、奇妙な生きものたちが生息していることが分かりました。そんな彼らを(超個人的)ランキング形式で発表します。
まずは、第3位の発表から。干潟に1,000匹以上生息していると考えられる、下の池を代表するカニです。
ヤマトオサガニ Macrophthaimus japonicus
潜望鏡のような「眼」を持つのが特徴です。このニョキっと出た「眼」は、体を泥の中に隠しても、地上の様子を見渡すことができる優れもの。これさえあれば、天敵に襲われる心配なし!!
ただし、干潟には、ポツポツとヤマトオサガニの手が落ちていました。恐らく、チュウシャクシギの餌食となったのでしょう。この「眼」で危険を察知し、泥のなかに潜ったとしても、チュウシャクシギのくちばしには勝てず、掘り出されてしまいます。
続きまして、第2位。体の殻は堅く、立派なハサミ、まるでザリガニ・・・
ハサミシャコエビ Laomedia astacina
初めて出会った生き物です。それもそのはず、普段は深さ50cm以上の巣穴を掘って暮らしているそうです。今回はシャベルで深く掘ったので、見つけることができました。ちなみに第一印象は『揚げたら美味しそう』。
そして、1位の発表ですが、本日はここまで。スミマセン、明日まで引っ張ります。お楽しみに!!(大原)