2009年の話ですが、12月25から26日にかけて「鳥類園冬合宿」に行ってきました。クリスマス開催にも係わらず、
淋しいスタッフ、
旅好きのスタッフ、勉強意欲のあるスタッフが集まり、雪国に訪れる野鳥を見てきました。今回の目的は、鳥類園OGのIさんが働く
新潟県立大潟水と森公園の見学、トキ・ハクガンの観察、ガン類の識別です。
初日はトキを見つけるべく、塒近くの田んぼを探すも残念ながら見つからず。ただ、コハクチョウやミヤマガラスの群れがいました。翌日の天気予報が悪かったため、「天気の良いうちに、見るべき鳥を見に行こう」と、トキ探しはあきらめ、ガン類を見に新潟県立大潟水と森公園へ。すると、トモエガモやミコアイサ、カワアイサなどの水鳥、お目当てのヒシクイもいました。そして、地元バードウォッチャーの方が指差す方向にスコープを向けると、そこにはオジロワシが!!一同、大興奮!!夕方の塒入りには、隊列を組んで飛翔するヒシクイ、マガンも見てきました。
翌日は強力なスケット、Iさんを加えてハクガン探し。しかし、これまた見つからず、残念!!本命には振られてしまいましたが、葛西とは違う環境に訪れる野鳥の観察&勉強になった冬合宿でした。(大原)
(チュウヒのようにゆったりと飛ぶオジロワシ
Haliaeetus albicilla 2009.12.25 撮影:中村)
(オジロワシが飛び立ち、慌てふためくヒシクイ
Anser fabalis 2009.12.25 撮影:中村)
(オジロワシが飛び立ち、慌てふためく・・・演技をする(一部の)スタッフ 2009.12.25 撮影:安倍)
(ヒシクイに混じって少数マガンも
Anser albifrons 2009.12.25 撮影:中村 )
(田んぼの水辺にいたコハクチョウの群れ
Cygnus bewickii 2009.12.26 撮影:中村 )
(コハクチョウの群れを背にして集合写真 )