更新が遅くなってしまいました、ごめんなさい。今日は雨の中、公園全体の調査を行ってました。雨で人がいないので、草原の広場にはカモメが100羽ほどおりていたり、ハマシギがコンクリートの園路を横断していたりといつもは見られないおもしろい光景も見れました。でも、寒い・・・(田森)
・カイツブリ類・・・冬羽のカイツブリがいます。水路にはハジロカイツブリやカンムリカイツブリも多数います。
・カワウ・・・6日、東なぎさで猛禽でも出たのか、群れたカワウが、上の池や鳥類園上空を飛び交いました。黒いカワウが空で騒がしく飛び交うので、何か起こるんじゃないか!?とちょっと心配になってしまう光景でした。ユリカモメが飛び交う時は、さわやかに感じるので、やっぱり黒いというだけで、ちょっと不気味なイメージになってしまうものですね。カラスもカワウも、じっくり見るとかわいいのですが。
・サギ類・・・ダイサギ2羽、コサギ2羽、アオサギ4羽。久しぶりにゴイサギ幼鳥を水門で見かけました。写真を見て頂くとわかりますが、コンクリートの地面には足指の跡がくっきり写っていました。
・カモ類①・・・ホシハジロ約450羽の他、多いほうから、キンクロハジロ、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カルガモ、オカヨシガモ、スズガモです。オカヨシガモは20羽ほどいたのが、4羽ほどに減っていました。
・カモ類②・・・日曜日は猛禽類が出るたびに、散らばっていたカモたちがひとまとまりになったり、首をのばしてあたりをうかがったりと、カモたちにとっては落ち着いていられない1日でした。
・猛禽類①・・・土曜日は天気が悪くオオタカのみでしたが、日曜日は晴れになり猛禽天国になりました。オオタカ成鳥、幼鳥、チュウヒ、チョウゲンボウが飛びました。
・猛禽類②・・・日曜日はオオタカ、チュウヒが頻繁に上の池や下の池に現れました。オオタカ幼鳥がとまっていたマツの樹のてっぺんに、チュウヒが飛んできてとまったりもしました。その時は、お互いあまり気にする様子は見られませんでした。
・クイナ類・・・オオバン5羽がいました。クイナは見れていません。
・シギ・チドリ類・・・タシギ2羽が通称亀島周辺でえさをとっていました。
・小鳥類・・・シジュウカラ、メジロ、アオジ、モズ、オオジュリン、ジョウビタキ、ヒヨドリ、カワセミ2羽、ウグイス、オナガがいました。
・大型ツグミ類①・・ツグミが地面に降りてエサを採りだしました。ツグミは渡ってきた始めの時期には、樹の上で実などを食べていますが、木の実もなくなっていくのでだんだんと地面に降りてえさを採るようになります。
・大型ツグミ類②・・11日の今日は雨だったので、アカハラ、シロハラ、ツグミがたくさん道や目立つ場所に出てきてじっくりと見ることができました。
(2009.12.6 ゴイサギ こうみると脚指が意外と長いですね
Nycticorax nycticorax 下の池・水門 撮影:田森
(2009.12.6 マツにとまるオオタカの成鳥
Accipiter gentilis 下の池 撮影:星野)
(2009.12.6 マツにとまるチュウヒ。この下の枝にオオタカがとまっていました
Circus spilonotus上の池 撮影:星野)