20周年記念秋の公園フェスティバルが無事終了しました。お越しいただきありがとうございます。フェスティバルの様子はのちほどアップします!
週末の鳥類園の様子をお伝えします。といっても、フェスティバルでばたばたなのでみおとしている鳥もいると思うのですが・・・。猛禽フィーバーの週末でした。(田森)
・カイツブリ類・・・カイツブリは4羽いました。もう冬羽になっている個体が何羽かいました。
・サギ類・・・ダイサギ5羽、チュウサギ1羽、コサギ7羽、アオサギ4羽、ゴイサギ3羽がいました。アマサギはいなく、チュウサギも1羽となっていました。
・カモ類・・・カルガモ8羽、コガモ25羽、オナガガモ8羽、ホシハジロ2羽、ヒドリガモ1羽。とうとうホシハジロもやってきました。猛禽類が出ていて、カモたちは常時上の池にいるわけではないので、まだまだ上の池は寂しく見えます。早く賑わってもらいたいものです。
・猛禽類・・・11日には、チュウヒ、ミサゴ、ハヤブサ、ハイタカ、ツミ、12日にはチュウヒ、ミサゴ、チョウゲンボウと猛禽フィーバーでした。ハトかと思ったらツミだったりと、上空は見逃せません。なぎさにもチュウヒ、ミサゴ、ハヤブサ、トビが出ています。
・クイナ類・・・バンが2羽。オオバンも2羽渡ってきました。クイナは昨年、一昨年は10月中旬に出ているので、そろそろ見られるかもしれません。
・シギ・チドリ類・・・アオアシギ15羽、セイタカシギ5羽、タシギ2羽、イソシギ1羽がいました。13日には擬岩にオグロシギもいたそうですが、イベントに大忙しで見に行くことができませんでした。ざんねん・・・。
・渡りの鳥・・・コサメビタキ、キセキレイ、ホトトギスorツツドリ1羽がいました。ヒヨドリ40羽、ムクドリ100羽、オナガ30羽もいます。各々が群れて、ヒヨヒヨ、ゲーゲー、鳴きながら鳥類園内を移動しています。これだけ数がいると圧巻ですね。いつもはスルーされてしまう彼らですので、ぜひこの渡りの最中の群れている様子に注目してあげて下さい。
・そのほか・・カワセミ、モズ、シジュウカラ、メジロなど。
・西・東なぎさ・・猛禽類のほか、ダイシャクシギ1羽、ホウロクシギ1羽、イソシギ2羽、スズガモ5000羽、アジサシ17羽。とうとうなぎさにもスズガモの群れがやってきました。これからもっと数がふえていくと思います。なぎさのフェスティバルのイベントでは西・東なぎさの間のカキ礁にいたダイシャクシギ、ホウロクシギを参加された方みんなでじっくりと観察できたようです。


(2009.10.16 ウォッチングセンターから見たスズガモの群れ
Aythya marila西なぎさ 撮影:中村)