秋の渡りばかりか、冬の渡りまで始まっている鳥類園。ふと考えてみてると、オオヨシキリはいつ去ってしまたのでしょうか?うだるような暑さのなか聞こる「ギョギョシギョギョシ」の声、「夏」を感じさせてくれました。大好きなプロ野球界、こちらも去り行く季節。カープでホームラン王2度の江藤選手、盗塁王3度の緒方選手、走・攻・守揃ったドラコンズの顔、立浪選手が現役を引退します。少年時代に憧れた選手を見られなくなるのはとても淋しいことです。でも、これからは、新しいスターの出現に期待しましょう。鳥類園では、夏鳥ではなく、これから来る鳥。冬鳥の渡りを期待します。(大原)
・カイツブリ・・・若い個体を含めた3羽を上の池で確認しました。
・サギ類・・・先々週24羽もいたアマサギは2羽にまで減っていました。ヨシゴイは、上の池ではなく下の池のヨシ原にいました。その他は、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギです。
・カモ類・・・冬の渡りは、コガモ18羽、オナガガモ11羽、マガモ2羽、ハシビロガモ2羽、スズガモ1羽、、ヒドリガモ1羽です。冬の鳥類園で最も個体数が多くなるホシハジロはいつ来るのでしょうか。カルガモは注目されていませんが、80羽もいましたよ。
・シギ類・・下の池「擬岩(通称)」では、アオアシシギ、イソシギ、セイタカシギ。「亀島(通称)ではタシギが一日中、食事に夢中でした。
・カモメ類・・・・土曜日はウミネコ、セグロカモメが上空を飛んでいたそうです。
・猛禽類・・・スタッフは、東なぎさでミサゴを1羽確認しただけでしたが、チュウヒ、オオタカ、ハヤブサがいたそうです。
・バン・・・上の池で、親子と思われる成鳥2羽、若鳥1羽が一緒に行動していました。
・カワセミ・・・こちらは上・下の池問わず、動き回っています。
・ツツドリ・・・下の池のサクラの木で幼虫を食べているところ見つけました。観察を始めたら、同じ木にとまっていたコサギに威嚇され、驚いて飛んでいってしまいした。
・小鳥類・・・鳥類園では珍しいコゲラ。その他には、モズ、メジロ。公園全体では、エゾビタキ、キビタキ、メボソムシクイがいるそうです。
(食べているのはゴカイ? アオアシシギ
Tringa nebularia2009.9.27 下の池「通称:擬岩周辺」 撮影:大原 )
(食べているのは・・・見えません。 タシギ
Gallinago gallinago2009.9.27 下の池「通称:亀島湿地」 撮影:大原 )