話題のオオタカはこの土日も健在です。そのせいで、下の池にはシギやチドリが全くいません・・・。渡りの時期なのにがっかしです。オオタカは平日にはアオアシシギも捕っていたそうです。(田森)
・カモ類・・・カルガモはヒナ5羽を連れた親鳥がいました。オオタカに狙われないといいんですが。
・シギ・チドリ類・・・干潮少し前だったのもあり、下の池にはアオアシシギ3羽、セイタカシギ2羽のみでした(サギ類はいましたが)。
・猛禽類・・・オオタカの他、6日にはお客様がハイタカも確認したそうです。そりゃあ鳥もいなくなりますよね。
・サギ類・・・コサギ、チュウサギ、ダイサギ、ゴイサギ、アオサギ。
両脚に釣り糸がからまって死んでいたアオサギが発見されました。久しぶりに遊びに来てくれたヨシ刈り王子のB君いわく「ルアーの場合は釣りの最中に切れちゃうから、捨てようと思って捨ててるわけではない」らしく、なるほど~「釣り糸を捨てないで」っていう問題じゃないのかと思いましたが、やっぱりヒトが原因によって亡くなってしまったということで、みんなでため息をついていました。

(2009.9.6 アオサギの脚にからまっていたルアーと釣り糸)
・ツバメ類・・・ツバメ10羽、ヒメアマツバメ1羽、イワツバメ2羽。もう渡っていってしまったかと思ったツバメ類ですが、週末は多く見かけました。いつもいたツバメたちが渡りの前に腹ごしらえをしているのか、はたまた渡りの最中に立ち寄ったツバメたちが途中休憩しているのでしょうか。
・秋の渡りの鳥たち・・・先週から鳥たちの秋の渡りがはじまりました。鳥類園ではひきつづきツツドリが1羽。そのほか鳥類園や公園全体ではムシクイ類や、ヒタキ類などが渡ってきているそうです。
・なぎさ・・・4日に行った公園全域の調査では、東なぎさに、ミサゴ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、ダイゼン、キアシシギ、アオアシシギ、カワウ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、ウミネコ、アジサシ約400羽。西なぎさにはスズガモ、マガモ、オバシギ、メダイチドリ、ホウロクシギ、ウミネコ、オオセグロカモメ、セグロカモメ。西と東の間の水路にチュウシャクシギ、海岸沿いにはトウネンがいました。夏場にいたコアジサシはすでにいなく、アジサシが群れていました。
・そのほか・・・ウォッチングセンターの手すりに巣があるクマバチですが、かなりしぶとく穴を見ていると、顔を出してくれました。その目がなんともかわいくて、前よりも愛着がわいてしまいました。2匹続けて穴から出てきたので、今年手すりの巣の中で幼虫から成虫になったクマバチだったのかもしれません。

(2009.9.6 巣穴から顔を出すクマバチ ウォッチングセンターの手すり 撮影:田森)