先週末は今年初のナイトウォッチングがあったりなにやらで、ちょっとバタバタしていました。その合間にもちょうどカワセミ2羽の不思議な行動を見れたりと濃い土日でした。(田森)
・カイツブリ類・・・カイツブリはマダラで親鳥の2/3サイズのヒナが1羽、もうマダラ模様が残っていない幼鳥が1羽いました。上の池の西側には新たに巣を発見。親鳥が巣の上に座っていて(抱卵中?)、もう1羽が巣材を持ってきたりしていたので、まだこれから繁殖をするようです。カイツブリの繁殖期は、2月(!!)から10月ととても長いです。
・サギ類・・・ダイサギ、コサギ、アオサギ、ゴイサギなど。夕方には約70羽ものサギが上の池に集ってねぐらをとっていました。
・カモ類・・・カルガモは親鳥半分サイズのヒナが2羽ほどいます。
・猛禽類・・・オオタカ(若鳥)が下の池に出ました。23日には
超大物アオサギをとらえました。その瞬間を見たかったです・・・。
ゴイサギでした。O様提供の写真により判明。
・シギ・チドリ類・・・アオアシシギ10羽、キアシシギ1羽、イソシギ1羽、セイタカシギ4羽。オオタカが出ていた影響で下の池のシギチは数が少なかったです。22日にはホウロクシギらしきシギが下の池に入っていました。
・カワセミ・・・22日の上の池の田んぼではカワセミ2羽が不思議な行動をとっていました。はっきりしませんが両方メスの若鳥のようです。2羽は同じ枝にとまったり、離れたり。1羽がもう1羽にエサを渡すような行動をとったり、翼をひろげたり、追いかけあったりと、色々な行動を目の前でしてくれました。カワセミが翼を広げるごとに歓声とカシャカシャカシャとシャッターの音が響きます。けんかや、求愛のディスプレイの練習をしてるなど、実際なんのための行動だったのかははっきりしませんでしたが、カワセミの色々な動きをみれて感激でおなかがいっぱいです。
・そのほか・・・擬岩前の岩では、アズマヒキガエルとクロベンケイガニが仲良く?岩の下にもぐっていました。この岩の下にはカニやヒキガエルがよく隠れています。お互い何を考えているんでしょうねぇ。
(2009.8.22 尾をあげてのけぞるカワセミの様子(右)
Alcedo atthis 上の池 撮影:大原)
(2009.8.23 なかよし2匹 下の池・擬岩前の岩 撮影:田森)