あれ?ツクツクボウシがないてるけど、鳥類園で今年初めてだよなぁ~・・・?と思って調べてみると、8月半ばから数が多くなるようで、なんと「秋を告げるセミ」とされてるそうです。もう秋!?たしかに日が暮れるのも早くなってるし・・・。でもあまりの早さに認めたくない自分がいます。(田森)
・カワウ・・・日曜には上の池の杭に、とても暑そうに、口を開けてのどを震わせているカワウが1羽いました。犬が暑い日に舌べろ出してハーハーやるように、鳥も夏には口をよく開けているのが見られます。そりゃ鳥も暑いよねぇ・・
・サギ類・・・コサギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギ(若鳥2羽)がいます。
上の池にいたダイサギにはリング(足環)がついていました。右の脚に金属の小さいリング、左に赤い色のカラーリングで「U69」とかいてあるようでした。赤くてわりと大きめのリングなので遠くからでも見ることができましたが、文字は読みにくかったです。どこでつけられた個体なのか、また調べてもらおうと思います。
・カモ類・・・カルガモは約30羽、ヒナも2羽。繁殖初期に誕生したコドモたちはもう親鳥と同じ大きさにまで成長したので、パッと見分かりません。
・シギ・チドリ類①・・・アオアシシギ9羽、キアシシギ8羽、コチドリ幼鳥2羽、イソシギ2羽、チュウシャクシギ1羽。
コアオアシシギは先週から引き続き2羽います。1羽は亀島のまわりで動き回っていて、ウォッチングセンターからもよく見えます。コアオはアオアシシギよりもかわいらしい印象です。
・シギ・チドリ類②・・・亀島まわりではセイタカシギの幼鳥も1羽動き回っていました。前に書かせて頂いて気になっていた、脚の関節から下の部分は細くなっていました!しっかり成長してるってことですね~。骨が細くなったのか筋肉が細くなったのか、なんでそうなるのかやっぱり気になります・・・。セイタカシギは日曜には、幼鳥2羽の合計6羽いました。
・そのほか・・カワセミ若鳥1羽、オオヨシキリ、コムクドリ、ウミネコなどがいます。この時期限定アイドル・コムクちゃん(というか鳥も少ないからですが。)も健在です。去年は9月なかば、一昨年は8月後半までいました。
(2009.8.16 リングつきのダイサギ
Ardea alba 上の池 撮影:田森)
(2009.8.16 羽づくろい中だったセイタカシギ幼鳥
Himantopus himantopus 下の池 撮影:田森)