鳥類園の発行物、かわら版の裏面【要チェックやコーナー】に登場した生き物の話題です。ウォッチングセンターの手すりにはクマバチの巣があります。手すりの裏に巣穴を作って出入りしているのですが、花粉を持って戻ってきたクマバチたちはなかなかこの出入口が見つからないようです。手すりに頭をゴンゴンとぶつけて、懸命に出入口を捜している姿はとてもあいらしいです。この巣穴、昆虫少年は興味津々に覗き込みますが、女の子は距離を置いてそおーっと歩いてるのを発見してしまいました。(大原)
■カモ類・・・鳥類園ではハシビロガモが3羽残っています。来館者から「まだ、いるの!」「渡りはしないんですか?」との反響が多いカモです。
■ミズナギドリ類・・・20日は風が強かったからか、普段は沖合いにいるハシボソミズナギドリが100羽以上の群れで葛西沿岸に現れました。そのうちの8羽は上の池・下の池上空まで飛来しました。
■シギ・チドリ類(1)・・・☆鳥類園のアイドル☆ことセイタカシギが下の池で食べ物を探して動き回っています。すらりと伸びた長いピンク色の足はモデルさんのよう。「かわいい~♪」とかなりの人から支持を受けてました。とり界の「エ○ちゃん」ですね。
■シギ・チドリ類(2)・・・その他のシギ・チドリ類はコチドリ、ハマシギ、アオアシシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、ソリハシシギ、タシギ、チュウシャクシギです。
■サギ類・・・セイタカシギが「かわいい」なら、コサギは「きれい」「しろ-い」と評判です。来館者から「あれは白鷺ですか?」と質問の多い鳥でもあります。ちなみにダイサギはと言うと、ひとりの女の子が「・・・首が長いね」のみ。がんばれ!ダイサギ!!20日にはササゴイが確認されました。
その他の生き物・・・鳥類園では鳥以外の生き物もたんくさんいます。今週末見られただけでも、アオダイショウ、カナヘビ、アズマヒキガエル、ウシガエル、アオスジアゲハ、ギンヤンマ、アオモンイトトンボ、コフキゾウムシ。ぜひ、こんな生き物たちも観察してみてください。
(巣穴に戻るクマバチ ウォッチングセンター 撮影:大原)