こんばんは。小林です。今、上の池ではカイツブリが次々と繁殖を行っています。今日もどんな様子か見てきたので、ちょろっとご報告しようと思います。 現在、先月までに既に孵っていた雛鳥もおり、少なくとも3羽の幼鳥が見られます。
(カイツブリTachybaptus ruficollisの幼鳥 2019.7.7 上の池)
巣はこれまでに累計7つ確認されていますが、中にはアオダイショウにやられた等で繁殖に失敗したものもあり、現在では3つの巣が使われています。ウォッチングセンター側から確認できる所に2つあるのですが、この内の1つは卵を4個抱いていました!
(卵を置いた箇所の巣の手入れをするカイツブリの親鳥 2019.7.7 上の池)
(上の写真の親鳥が抱卵し、もう1羽が巣材を運んできたところ。脇には雛鳥もいる。 2019.7.7 上の池)
また、ウォッチングセンターから水族園へ向かう水路側の通路から確認できる箇所にも1つ。こちらも巣の中に卵が確認できました。親鳥がたまに巣の手入れをしては、座り込んで抱卵していました。
(抱卵するカイツブリの親鳥 2019.7.7 上の池)
そして実は、先週もう1つ使用されている巣を確認していたのですが、最近の雨による増水の影響なのか、先週末には無くなってしまっていました…。増水で水位が上がると巣が水没してしまうこともあり、全部がそううまくはいかないようです。
今抱卵中のカイツブリたちは、無事に繁殖を成功させられるといいですね。また何かあれば、ご報告します。(小林)