中村です。今週は早めに更新です。
今週末の鳥類園のニュースとしては、まず、19日に現れたアマサギ。上の池の杭の上で皆さんの注目を浴びていました。ところで、漢字で書くと「亜麻鷺」ではなく「猩々鷺」ってご存知でした?私は実はちょっと前に知りました(笑)。そして、20日にはカルガモの親子が!5羽のヒナを連れていました。(忠)
・カモ類①・・・前述のように鳥類園ではカルガモの親子が初確認でした。先月にヒナが見られたカイツブリと同様に、今年は少し早い気がしています。
・カモ類②・・・冬鳥のカモでは、上の池にホシハジロの♂が1羽。鳥類園と東なぎさの間の干潟にスズガモの♂が1羽見られました。スズガモはいつものことですが、ホシハジロはいつまで残るでしょうか?
・カイツブリ・・・上の池の海側に大きくなったヒナ1羽をつれた親子が、ウォッチングセンター前に親の半分ほどのヒナ2羽を連れた親子が観察できています。もうこのまま成鳥まで育って欲しいものです。
・サギ類・・・いつものコサギ、ダイサギ、アオサギは、上・下の池で見られています。また、この週末はアマサギが現れ撒いた。19日には上の池で1羽、20日は、お客様情報ですが、西なぎさで6羽が飛んでいたそうです。
・クイナ類・・・オオバンはまだ6羽います。いまの時期までいるなら、繁殖して欲しいと思ってしまいます。バンについては、スタッフは確認しませんでしたが、お客様から下の池で繁殖していそうとの情報が。今年もうまくいって欲しいと思います。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園の方はだいぶ数が減ってきました。コチドリ3羽、チュウシャクシギ2羽、アオアシシギ2羽、キアシシギ3羽、ソリハシシギ2羽、ハマシギ1羽。ただ、東なぎさとの間の干潟ではキアシシギ18羽を見かけました。潮干狩りの人が少ないと、こちらで採食するようです。
・小鳥類・・・いまだ、渡り途中の小鳥を見かけません。どうしたのでしょうか?
・小鳥類②・・・オオヨシキリは、鳥類園内3箇所で囀っています。
(カルガモ
Anas zonorhynchaの親子 2018.5.20 下の池 撮影:石崎)
(アマサギ
Bubulcus ibisとダイサギ
Ardea alba(後ろ)
2018.5.19 上の池 撮影:古口)
(ソリハシシギXenus cinereus 2018.5.20 下の池 撮影:石崎)