アルバイトスタッフの沖田です。今日は昼頃から本格的に雨が降り出したため、来園者も少なく、静かな一日でした。
しかし、こんな日こそシギ・チドリの仲間を観察するには最適!。潮が引いた「鳥類園と東なぎさの間にある水路」には、多くのシギ・チドリが集まっていました。じっくり観察してみると、同じ干潟を利用するシギ・チドリでも、種によって好きな場所が違います。
例えばチュウシャクシギ。
チュウシャクシギは、よくこのようにカキ礁に集まります。干潟にいるとわりと目立つ色模様をしているチュウシャクシギですが、カキ礁にいると見事に紛れてしまいます。ちゃんと保護色になっているのですね。
こちらはアオアシシギです。
アオアシシギはこのように少し水深が深い場所でも構わず採食します。今日は10羽ものアオアシシギが一緒に水の中を歩き回って、小魚などを捕らえていました。
そして、キアシシギ。
キアシシギは露出した泥の上を忙しなく走り回っていました。キアシシギ同士で相手を追い払ったり、追い払われたり…
見ていると飽きません。
みなさんもシギ・チドリを観察する際には、どのような場所にいるのか、また何をしているのか、注目してみてください!